April 10, 2018 / 6:38 AM / 5 months ago

ドル107円前半、中国国家主席の発言好感 シリア情勢には警戒

[東京 10日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の107円前半だった。中国の習近平国家主席の演説を好感して上昇した後は、次の材料待ちで小動きとなった。  

 4月10日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の107円前半だった。写真はワシントンで2015年3月撮影(2018年 ロイター/Gary Cameron)

朝方106.70円台で推移していたドルは、日経平均の下げ幅拡大に連れ安となり、前日安値と並ぶ106.62円まで下落した。

その後、人民元の対ドル基準値が元高方向に設定されたことが安心感を誘い、ドルは106円後半を回復。さらに習主席の発言を受けて株価がプラス転換、200円超の上げ幅となる中、ドルは107.24円まで強含んだ。

習主席はボアオ・アジアフォーラムの演説で、自由貿易港の検討、金融の開放措置、外資企業の事業範囲拡大、外国企業の知的財産保護、自動車などの輸入関税引き下げなどに言及。改革開放路線を堅持する姿勢を示した。

市場の一部は習主席の演説が米中貿易戦争懸念を促進させるものになることを警戒していたが、「したたかな対応で、トランプ米大統領に比べて1枚も2枚も上手な印象。貿易摩擦問題についても落としどころを探っているのではないか」(邦銀)との声が出ていた。

午後は次の材料待ちとなり、107.00─107.10円台で小動きとなった。

シリアのアサド政権による化学兵器使用疑惑でトランプ米大統領が近々重大な決定を下すと発言しており、軍事行動に発展することが警戒されている。

トランプ米政権は昨年4月、アサド政権軍の支配下にある空軍基地に対して巡航ミサイルによる攻撃を行った。この際、リスク回避ムードが強まって円高に振れた経緯があり、仮に今回軍事行動が展開された場合は、ドル/円は下落するとみられる。

トランプ米大統領は9日、シリアの反体制派地域である東グータ地区で化学兵器が使用された疑いがあることについて、「野蛮な行為」だとして強く非難、迅速な行動を約束した。米政府当局者によると、多国間による軍事行動を検討しているもよう。[nL3N1RN13V]

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 107.13/15 1.2306/10 131.85/89

午前9時現在 106.74/76 1.2318/22 131.51/55

NY午後5時 106.75/78 1.2319/22 131.53/57

為替マーケットチーム

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