August 15, 2018 / 6:42 AM / 2 months ago

ドルは111円前半、トルコが対米関税大幅引き上げ

[東京 15日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の111円前半。午前の取引では輸入企業のドル買いで強含んだが、トルコが米製品に対する関税を大幅に引き上げたことが伝わると、リスク回避から円が買われた。

 8月15日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の111円前半。写真は日本円紙幣と米ドル紙幣。昨年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

朝方の取引で111.15/20円付近を推移していたドルは、輸入企業によるドル買いなどで111.43円まで上昇した。しかし、トルコが対米関税の引き上げを発表したことが伝わると、ドルは111.17円まで下落した。

トルコのオクタイ副大統領は15日、同国が乗用車、アルコール、たばこなど一部の米製品に対する関税を大幅に引き上げたことについて、「米国によるトルコ経済への意図的な攻撃に対する報復措置」とツイッターで明らかにした。

一方、ユーロは1.13ドル前半で弱含み、一時1.1317ドルまで下落した。

新興国通貨の不安定な値動きが、引き続きユーロの足をひっぱっているとされるが、「ユーロ安と新興国通貨安は直接関係がない」(外銀)との見方がある。投機筋がドル買い/ユーロ売りおよびドル買い/新興国通貨売りで収益を上げているという。

トルコ不安がくすぶるなか、南ア・ランドZAR=D3は対ドルで1%超安。日替わりで新興国通貨が下げていることについて、「米国の利上げの累積的な効果が新興国からの資本流出を促している」(アナリスト)との声がある。

「トルコリラは最安値から戻しているが、リラに連れ安となったユーロが戻っていない。トルコリスクは継続するとみられ、引き続きユーロ/円を経由した円高圧力に警戒が必要だ」(FX会社)という。

ロイターデータによると、午後3時21分時点のトルコリラ/円TRYJPY=Rは17.35円付近で神経質な値動き。13日には15.25円付近まで下落した。

為替証拠金取引(FX)では、トルコリラ/円を30円付近で手当てした個人投資家も多いとされ、トルコリラの急落局面で追加証拠金(マージン)の差し入れを迫られたという。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 111.27/29 1.1327/31 126.05/09

午前9時現在 111.24/26 1.1344/48 126.22/26

NY午後5時 111.14/17 1.1342/46 126.07/11

為替マーケットチーム

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