September 27, 2019 / 6:59 AM / 23 days ago

ドル107円後半、ユーロは一時2年4カ月ぶり安値

[東京 27日 ロイター] - 午後3時のドル/円はニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の107円後半。ドルは海外市場で買われた流れを引継ぎ、早朝一時107.85円まで上昇した。その後も輸入企業による月末のドル買いや米中通商協議再開の報道がドルの下値を支えた。ただ、午後には株価下落や米長期金利の低下が意識され、伸び悩んだ。

 9月27日、午後3時のドル/円はニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の107円後半。写真はドル紙幣、2017年4月撮影(2019年 ロイター/Dado Ruvic)

CNBCによると閣僚級の米中通商交渉が10月10―11日の日程でワシントンで再開されるという。同報道は早朝の取引でドル買いを促した。

一方、欧州中央銀行(ECB)が今月12日に利下げや量的緩和(QE)再開など、包括的な金融緩和を決定して以来、ユーロは上値の重さが目立っている。

ユーロはこの日一時1.0904ドルまで下落し、2017年5月以来2年4カ月ぶり安値をつけた。ユーロ/円は117.60円付近で一時117.44円まで下落した。

ユーロ安について「欧州の景気減速やECBの緩和姿勢が背景になっている。ラウテンシュレーガーECB専務理事の辞任もユーロ売りの材料となった」(外為アナリスト)という。

ラウテンシュレーガー氏はタカ派と目され、ドラギECB総裁の積極的な緩和政策に批判的な立場を取り、今月の理事会では債券購入策の再開に反対していた。ECBは25日、同氏が任期満了を待たずに10月末に退任すると発表した。

米短期金融市場では、ニューヨーク連銀が連日、資金供給オペを行い大量の流動性を供給しているが、ドル短期金利の上昇圧力は収まっていない。

「米短期金利の高止まりは目先のドル買い材料かもしれないが、中銀が短期金利をコントロールできていないことは、長い目で見ればドルにとって良いことだとは言えない」(国内ファンド・マネージャー)という。

「マネーマーケットでのドルのクランチは、ファンドなどノンバンクによるトレーディングの失敗など、悪いイベントを想起させる」(証券会社)との声も聞かれた。

ドルの翌日物レポ金利は1.95%付近で米国時間26日の取引を終了し、前日の終値1.88%から上昇した。

2週間物レポ金利は2.35%で25日の2.4%から低下した。同金利は9月16日以降は2.35%以上で高止まり、18日の米利下げが事実上なかったかのような水準にある。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 107.73/75 1.0918/22 117.63/67

午前9時現在 107.74/76 1.0920/24 117.67/71

NY午後5時 107.82/85 1.0921/23 117.74/78

為替マーケットチーム

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