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ドル113円前半、日銀決定会合後に一時的に小幅円安
2017年10月31日 / 06:36 / 24日後

ドル113円前半、日銀決定会合後に一時的に小幅円安

[東京 31日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の113円前半。日銀の金融政策決定会合では現行政策が据え置かれたほか、展望レポートでは物価の見通しが今年、来年と下方修正された。出口戦略からは遠い日銀の姿が改めて認識され、一時的かつ小幅に円安に振れる場面があった。

 10月31日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の113円前半。日銀の金融政策決定会合では現行政策が据え置かれたほか、展望レポートでは物価の見通しが今年、来年と下方修正された。写真は円札とドル札。6月に撮影(2017年 ロイター/Thomas White)

月末のきょうは下値で輸入企業など実需の買いが入ったもようで、海外市場でドルが売られた流れは一服となったが、短期筋の買い戻しが追随して活発化することもなく、狭いレンジ内で推移した。

正午過ぎに日銀金融政策決定会合の結果が伝わり、ドルは一時113.29円まで上昇した。しかしその後、米長期金利が低下したため、113.07円付近まで反落した。

日銀は31日、展望リポートを発表し、2017年、2018年の物価見通しを引き下げる一方で、2%の物価目標に達する時期は前回の「19年度ごろ」を変えなかった。

市場では、過去に6回も先送りされている物価目標の達成時期や達成の意義について異論が出ていた。

「日本のコアCPIには、家賃や公共料金などのサービス価格が占める割合が3―4割と大きい。現行のウエーティングで2%目標を達成させるのであれば、モノの価格が5―6%上がる必要があり、消費にマイナスの影響を及ぼすだろう」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング、主席研究員の廉了氏)

国民は2%の物価上昇を期待しているとは思えず、物価目標達成は政治的にも穏当ではない、と同氏は言う。

米10年国債利回りは2.3631/2.3612%の気配と、ニューヨーク市場午後5時時点の2.3703%から低下。

「米長期金利の低下には、超長期債に関する米財務長官の発言や、米税制改革に対する期待の剥落など、これまでの長期金利の上昇につながってきた材料が剥げ落ちたことがある」(FX会社)という。

また、ロシアゲート関連で、トランプ大統領がツイッターを通じて「ムキになって反論していることも、ドルにはマイナス材料」(同)だという。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 113.14/16 1.1634/38 131.65/69

午前9時現在 113.00/02 1.1649/53 131.66/70

NY午後5時 113.17/20 1.1649/53 131.84/88

為替マーケットチーム

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