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ドル112円半ば、方向感も値幅も乏しい
November 21, 2017 / 7:01 AM / a month ago

ドル112円半ば、方向感も値幅も乏しい

[東京 21日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の112円後半。米国が北朝鮮を9年ぶりにテロ支援国家に指定するなど潜在的なリスク回避要因はある一方、内外の株価が堅調なことや、前日の米長期金利の反発がドル買い材料として意識された。

 11月21日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の112円後半。米国が北朝鮮を9年ぶりにテロ支援国家に指定するなど潜在的なリスク回避要因はある一方、内外の株価が堅調なことや、前日の米長期金利の反発がドル買い材料として意識された。写真は米ドル札と日本円札。2013年2月に撮影(2017年 ロイター/Shohei Miyano)

ドルは午前の取引で2回、112.70円まで上値を伸ばしたが、その後は利益確定売りに押され112円半ばまで失速。

「気持ちはリスクオフなので、ドルをこれ以上買い上げるのは困難」(FX会社)。ただ、前日ドルが1カ月ぶり安値となる111円台に下落した局面で国内外の短期筋や投資家、個人など幅広い向きから買いが入ったとされ、目先の下値リスクは限定的とみられる。

一方、前日は独連立協議決裂を受けて、131.16円と2カ月ぶりの安値を付けたユーロ/円も、きょうは小康状態。クロス円を手掛ける個人投資家も様子見が多いという。

ユーロは1.17ドル前半でもみ合い。

独の最近の世論調査では、前回の連邦議会(下院)選挙で第3党へ躍進した極右政党ドイツのための選択肢(AfD)が勢いを増しており、再選挙となれば「さらに得票率を伸ばす懸念」(大和総研)もあるという。

フランスのマクロン大統領は20日、ドイツのメルケル首相と19日夜に電話で会談し、独連立協議の決裂はフランスにとって有益ではないとの認識を示した。

市場では「不透明感は続いているが、メルケル氏に代わる人物がいないことや、ドイツ国内の政治問題がユーロ圏全般の実体経済にマイナスの影響を及ぼすことも、現時点では考えにくい」(国内金融機関)との声が聞かれた。

また、最近の円高の一因に、海外企業による日本企業や関連事業の買収が関係する可能性が指摘されている。

11月以降も、東芝が実施する6000億円の第三者割当増資の引受先に海外ファンドの名が挙がり、神戸製鋼所の不動産事業子会社の入札にも海外ファンドが参加。富士通はパソコン事業の子会社株式を一部、中国のレノボ・グループへ売却することを決めた。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 112.54/56 1.1739/43 132.14/18

午前9時現在 112.54/56 1.1735/39 132.09/13

NY午後5時 112.62/63 1.1732/33 132.13/17

為替マーケットチーム

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