2017年11月27日 / 06:28 / 16日前

ドル111円前半、上値重いが反発期待も

[東京 27日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅円高の111円前半。日本や中国を含むアジア株が全般軟化する中、前週から続く調整地合いを引き継いで上値の重い展開となった。

 11月27日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅円高の111円前半。日本や中国を含むアジア株が全般軟化する中、前週から続く調整地合いを引き継いで上値の重い展開となった。写真は都内で2014年1月撮影(2017年 ロイター/Yuya Shino)

ドルは週明け後も軟調。午前の取引で一時111.69円まで上昇したが、「朝から出ていた実需の買いがはけた」(邦銀)後は111円前半へすぐ反落。横ばいが続いた。

ドルは前週23日に一時111.07円まで下落。9月18日以来2カ月ぶりドル安/円高水準をつけた。海外勢が米感謝祭前に円売りポジションを圧縮した影響との指摘が多く、市場ではきょう以降、参加者が取引に再び参戦した後の動向に関心を寄せる声が上がっている。

ドル/円は特に、決定的な手掛かりがない中でじり安が続いてきただけに、取引量が増せば自律的な反発へ転じやすいと予想する向きが少なくない。

ユーロは1.19ドル前半と9月以来の高値圏で堅調。ドイツ社会民主党(SPD)が与党キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)率いるメルケル首相と、連立政権樹立について協議すると合意したことが手掛かり。

<南アランド急落、格下げで個人も売り>

きょうのアジア市場で最も大きな動きを見せたのは南アフリカランド。取引量が極めて少ないこともあり、ランドは対ドルで前週末NY市場終盤の13ランド後半から14ランド前半へ気配値を一気に切り下げて取引が始まり、その後も軟調展開が続いた。

きっかけは24日の格下げ。S&Pグローバル・レーティングが現地通貨建て債券格付けを「BBBマイナス」から投機的等級(ジャンク級)の「BBプラス」へ引き下げた。ムーディーズ・インベスターズ・サービスも現在の「Baa3」を引き下げ方向で見直すと発表した。

いずれも発表が24日NY市場の最終盤に当たる時間帯だったため織り込みが進まず、週明け後の取引でも下げが続いたという。ただ、「格下げはある程度予想されていたので、(ランドの取引が本格化する)海外時間にかけて一段と大幅下落する公算は低いのでは」(外銀)との声もあった。

ランドは対円でも急落。きょう早朝に日本の個人投資家の損失確定に伴うと見られるランド売り/円買いが活発化し、1ランド=8.02円付近から7.89円付近へ売られた。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 111.37/39 1.1926/30 132.83/87

午前9時現在 111.65/67 1.1925/29 133.16/20

NY午後5時 111.53/56 1.1930/31 133.20/24

為替マーケットチーム

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