January 4, 2018 / 7:23 AM / 18 days ago

ドル112円半ば、株高で円じり安

[東京 4日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅ドル高/円安の112円半ば。日経平均をはじめとするアジア株が軒並み高となったことで、円がじりじりと売られた。

この日のアジア市場で目立ったのは株高。フィリピンの主要株価指数PSEiやタイのSET指数が連日の史上最高値を更新したほか、ベトナムのVN指数が10年ぶり、マレーシアのKLSE指数2年半ぶり高値を奪回するなど軒並み高となった。

日本でも日経平均の上げ幅は前年最終営業日比で700円を超え、1992年1月以来26年ぶり高値を付けた。

年初来のアジア株高の一因とされるのは、中国人民銀行(中央銀行)が昨年末に発表した流動性対策。資金需要が旺盛となる旧正月対策として、一時的に預金準備率2%ポイントの引き下げを可能とし、商業銀行の手元資金確保を支援する仕組み。

供給額が市場推計で1兆5000─8000億元程度と巨額なことなどから「ポジティブサプライズ。当面の金融市場の流動性に対する懸念が後退した」(野村証券)という。

通貨市場では昨年来、株高と円安の相関関係が崩れており、アジア株高による円安圧力は限定的。それでも「リスク回避の円高が進みにくい」(外銀)効果はあるといい、ドルは一時112.78円まで上昇した。

年初来のドルは2日の取引開始直後、一時112.79円の高値をつけたが、欧州通貨高などを背景に112.05円まで下落。その後横ばいが続き、きょうはじりじりと切り返した。連休明けの国内勢のドル買い需要も押し上げの一因となったもよう。

<年始の下げ、持続性に疑問符 昨年はその後逆行>

市場では、年始直後のドル安の行方に大きな関心が集まっている。昨年、米トランプ政権の上げ潮政策によるドル高を見込む声が大勢だったにもかかわらず、ドルの年間高値は対円が1月3日の118.60円、対ユーロも同日の1.0340ドルと、大方の予想を裏切り、その後1年を通じて下げ基調が続いたためだ。

今年は明確な方向感に乏しい展開を想定する参加者が多いが、米経済に強気の向きの間には、連邦準備理事会(FRB)が市場予想を上回る年4回の利上げを実施し、ドルが強含むとの予想もある。市場では「昨年と同様、年始の動きがその後の大きな流れと逆になる可能性に注意したい」(トレーダー)との声が出ていた。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 112.64/66 1.2016/20 135.39/43

午前9時現在 112.59/61 1.2009/13 135.24/28

NY午後5時 112.45/48 1.2010/14 135.15/19

為替マーケットチーム

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