January 30, 2018 / 7:10 AM / 6 months ago

ドル108円後半、米金利にらみじり安

[東京 30日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点からやや円高の108円後半。一時108.61円まで売られ、26日につけた4カ月半ぶり安値に迫った。米金利の上昇が勢いづいて株価が下落していることを受け、リスク回避的に円が買われているという。

 1月30日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点からやや円高の108円後半。一時108.61円まで売られ、26日につけた4カ月半ぶり安値に迫った。写真は昨年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

きょうのドル/円はじり安基調。米10年債利回りが2.73%台と前日海外市場でつけた水準を小幅に上抜け、2014年4月以来3年9カ月ぶりの高水準をつけた場面ではドルが買われ、一時109円台へ反発したが、その後すぐ反落した。

米金利の上昇は通常であれば、ドルの押し上げ要因。しかし最近の上昇ピッチが急激なこともあって、前日は米株式市場が反落。公益や不動産セクターなどに売り圧力が強まり、S&P総合500種の値下がり率が5カ月ぶりの大きさを記録したことなどから、円買い地合いが強まっているようだ。

通貨オプション市場でも円高への警戒感が強まっている。ロイターデータによると、ドル/円のインプライド・ボラティリティー(予想変動率)は1週間物が10%半ばと昨年9月以来、1カ月物が8%半ばと同11月以来の水準へ上昇。プットオプションとコールオプションの売買の傾きを示すリスクリバーサルも、1カ月物が昨年10月以来の水準へ低下した。参加者の間で円高進行をヘッジする動きが活発化している。

市場では「通商問題への懸念が高まれば、ドル売りになるとみられる。1月26日安値108.28円、心理的節目の108円ちょうどが下値めどになりそうだが、それを下抜ければ昨年安値107.32円が視野に入ってくる」(三菱UFJ信託銀行・資金為替部調査役の谷口晶俊氏)との声があった。

米長期金利上昇の背景は、きょうのトランプ米大統領の一般教書演説を控えた米財政赤字の悪化を見込んだ投機的な売りや、米連邦準備理事会(FRB)がきょうから2日間の予定で開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で、景気判断を引き上げるとの思惑などがあるという。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 108.67/69 1.2362/66 134.36/40

午前9時現在 108.93/95 1.2379/83 134.87/91

NY午後5時 108.95/96 1.2381/84 134.89/93

為替マーケットチーム

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