March 28, 2018 / 6:36 AM / 24 days ago

ドル105円半ば、実需筋主導で方向感欠く

[東京 28日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤に比べ、ドル高/円安の105円半ばだった。スポット取引の応答日が月末・期末となるため、午前から実需筋の売り買いが交錯。方向感なく推移した。

 3月28日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤に比べ、ドル高/円安の105円半ばだった。スポット取引の応答日が月末・期末となるため、午前から実需筋の売り買いが交錯。方向感なく推移した。写真は昨年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

午後のドルは105.40─60円台のレンジで一進一退となった。それほど大きくないものの、輸入企業と輸出企業の両サイドからフローが出ていたという。

現在、米中が貿易戦争に発展することへの懸念が根強く、ファンダメンタルズがほとんど無視される相場となっている。ただ、市場からは「貿易戦争はどちらの国にも得なことはない。トランプ米大統領に中間選挙へ向かってアピール材料ができれば、落ち着くところに落ち着くのではないか」(邦銀)との見方も出ていた。

中国政府は、中国製品に新たな関税を課すとした米国への対抗措置として、報復関税を課す米国製品の品目リストを間もなく公表する。中国国営紙の環球時報が28日報じた。報道によれば、米国からの主要な輸入品の多くが報復関税の対象という。

<午前のドルはじり高>

ドルは朝方にきょうの安値105.33円を付けた後、午前11時頃にかけて105.67円まで上昇した。輸入企業のドル買い/円売りに加え、日経平均の下げ幅縮小などが意識されたもよう。

午前は米国と韓国が自由貿易協定(KORUS)の再交渉が妥結したことが話題となっていた。韓国政府による競争的通貨切り下げを阻止する付属文書を追加するほか、韓国が自動車や製薬分野で譲歩することでも合意した。[nL3N1RA1H8]

市場では「明らかに為替介入している韓国と異なり、日本は今、介入しておらず、金融政策も通貨安誘導をしていないというスタンス。仮に日米で自由貿易協定(FTA)が結ばれるとしても、同じような為替条項が入るかは疑問もある」(国内金融機関)との声が出ていた。

今のところ、相場がこのニュースに反応している様子はないものの、仮に、日米FTAを結ぶこととなり、為替条項が盛り込まれた場合は「円売りが緩む可能性がある」(同)との見方がある。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 105.61/63 1.2404/08 131.00/04

午前9時現在 105.47/49 1.2407/11 130.83/87

NY午後5時 105.33/36 1.2401/05 130.62/66

為替マーケットチーム

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