April 27, 2018 / 6:29 AM / 3 months ago

ドル109円前半、日銀の物価達成時期の削除が話題

[東京 27日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安/円高の109円前半だった。午前は大型連休を前に国内実需筋の売り買いが交錯。正午過ぎに日銀の金融政策の現状維持が伝わった後は、黒田東彦総裁の会見に関心が向かった。

 4月27日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安/円高の109円前半だった。午前は大型連休を前に国内実需筋の売り買いが交錯。正午過ぎに日銀の金融政策の現状維持が伝わった後は、黒田東彦総裁の会見に関心が向かった。写真は昨年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

日銀は金融政策の現状維持を賛成8票、反対1票で決めた。片岡剛士審議委員が金融緩和を一段と強化することが望ましいと主張して反対した。新執行部に移行して初めての決定会合となるため、若田部昌澄副総裁の動向が一部で注目されていたが、若田部氏は現状維持に賛成だった。

一方、同時に公表した経済・物価情勢の展望(展望リポート)で、これまで明記してきた物価2%目標の達成時期を削除したことは、市場の話題となった。

今年1月の展望リポートで「2019年度ごろになる可能性が高い」としていたが、この表現を今回は盛り込まなかった。

物価見通しは下振れリスクの方が大きいとしており「事実上、19年度も無理ということ。追加緩和はしないまでも、イールドカーブ・コントロール(YCC)政策が長期化するのは避けられない」(外為アナリスト)との声が出ていた。米国との金融政策の方向性の違いを考えれば、今後、長期的な円安材料として意識されそうだという。

北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長と韓国の文在寅大統領による南北首脳会談の開催は、朝鮮半島の地政学リスク後退につながるため好材料となるが、市場からは「今はこの問題をテーマに動いていない」(国内金融機関)との声も出ていた。

<午前のドルは実需筋の売買交錯>

日本は大型連休を控え、きょうは事実上の月末となるため、仲値まで輸入企業の買いが先行すると見られていたが、実際には、売り買いが交錯したもよう。

午前11時を挟んでドルが109.30円台から109.15円まで下落する場面があったが、月末のドル売りフローとみられている。

ドルは前日も109円台を割り込んでいないため、ドルは「底堅い」(FX会社)とみられている。一方、現状では109円半ばを超えるモメンタムもなく「上値が重い」(国内銀)との声も出ていた。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 109.23/25 1.2104/08 132.24/28

午前9時現在 109.29/31 1.2106/10 132.33/37

NY午後5時 109.29/32 1.2101/05 132.28/32

為替マーケットチーム

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