May 10, 2018 / 6:56 AM / 6 months ago

ドル109円後半、ユーロは小反発

[東京 10日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の109円後半。ドルは仲値にかけて109.93円まで強含んだが、午後3時までには心理的な節目となる110円トライは出来なかった。

 5月10日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の109円後半。ドルは仲値にかけて109.93円まで強含んだが、午後3時までには心理的な節目となる110円トライは出来なかった。写真は2016年11月撮影(2018年 ロイター/Dado Ruvic)

岡三オンライン証券投資戦略部部長の武部力也氏は「ドル/円はドルが強く上げ基調だが、いくつかの新興国でネガティブ材料が相次いでおり、リスク回避の円買いが意識されれば、110円ラインに対する抵抗力になるかもしれない」 としている。

ユーロは1.18ドル半ばを中心とする値動きになり、前日の安値からは小幅に反発した。ユーロは4月17日に付けた1.2414ドルからほぼ一本調子で下値を切り下げてきたが、この間、ユーロロングの投げが進捗している。

「ユーロを買っていた人が、ロングポジションを諦めれば、ユーロは底打ちして上値が軽くなり、その後は反発傾向になるだろう」(金融アナリスト)との意見が聞かれた。

直近のIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取り組み(5月1日まで)データでは、ユーロロングが12万0568枚と前週から縮小した。1日以降もファンド勢や投資家によるユーロロングの投げが進捗したとみられ、今週末に発表されるIMMのデータでは、ユーロロングが相当程度縮小していると予想される。

為替市場では原油高がもたらすインフレ圧力や米長期金利押し上げ余地が注目されているが、午後3時時点の米原油先物CLc1は前営業日比で0.67%高の71.62ドル付近。

米ゴールドマン・サックスは9日付の調査ノートで、米国によるイラン核合意離脱決定やサウジアラビア、ベネズエラなどの産油国を巡る緊張の高まりを背景に、原油価格がさらに上昇するリスクがあるとの分析を示した。

しかし、市場では「原油先物市場ではネットロングが過去最大の水準まで膨らんでいる上、シェール産業では産出コストが相当低下している。一段の原油高となれば、シェールは必然的に増産するので原油価格が75ドルに向けてどんどん上昇する可能性は低い」(商品アナリスト)との見方も出ていた。

早朝の取引ではNZドルの下落が目立った。対円では76円半ばから75円後半まで売られた。ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が予想通り政策金利の据え置きを決めた一方、「四半期見通しやコメントがハト派寄り」(外銀)だったという。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 109.80/82 1.1858/62 130.23/27

午前9時現在 109.82/84 1.1845/49 130.11/15

NY午後5時 109.74/75 1.1850/51 130.04/08

為替マーケットチーム

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