June 27, 2018 / 6:54 AM / 23 days ago

ドル109円後半、実需の売りと貿易戦争懸念で上値伸びず

[東京 27日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル安/円高の109円後半。午前の取引では輸出企業の売りでドル安が進んだが、午後には小幅に反発した。ただ110.21円の200日移動平均線は越えられず、閉塞感が広がった。

 6月27日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル安/円高の109円後半。午前の取引では輸出企業の売りでドル安が進んだが、午後には小幅に反発した。写真は香港で2015年11月撮影(2018年 ロイター/Bobby Yip)

午前の取引では、仲値付近で輸出企業のドル売り/円買いが優勢となった。その後も、日経平均の下げをにらんで円買いの流れだった。

ドルは前日海外市場ときょう、200日移動平均線のある110.21円で上値を抑えられており、上値追いの機運は盛り上がらなかった。また110円ちょうどにオプション関連のオーダーがあるとされ、午後の取引では110円手前で足踏みとなる場面がみられた。

市場では「米国が引き起こした貿易摩擦も(ドルの)上値を抑える要因となっている」(外為アナリスト)。「高金利通貨のドルを売り持ちにはできないし、貿易戦争懸念がある中でドル買いを進めるわけにもいかない。にっちもさっちもいかない」(同)という。

通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は26日、欧州連合(EU)や中国などによる米国への報復関税を強く批判し、米国の利益を守るために「必要な全ての措置を講じる」と表明した。[nL4N1TT1DA]

ユーロは1.16ドル後半を中心とする値動き。

前日は6月14日以来の高値となる1.1722ドルを付けた後、調整が入り1.16ドル前半まで下落した。今週、欧州連合(EU)首脳会議で移民・難民問題が協議されるが、この結果によってドイツの政局が不安定化する可能性があり、ユーロの重しとなっている。

ドイツのメルケル首相は26日夜、連立を組むキリスト教社会同盟(CSU)と社会民主党(SPD)との会合を開いた。 CSU党首のゼーホーファー内相は、メルケル首相がドイツの難民・移民対策での負担軽減に向けた少なくとも二国間の合意を取り付けられなければ、首相が反対する国境管理の導入に踏み切る考えを示している。それが現実となれば、連立政権の終わりを意味しかねない。[nL4N1TT069] 海外時間には米国で耐久財受注が発表されるほか、複数の米連邦準備理事会(FRB)高官による講演が予定されている。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 109.85/87 1.1650/54 128.01/05

午前9時現在 110.12/14 1.1647/51 128.27/31

NY午後5時 110.05/08 1.1645/49 128.13/17

為替マーケットチーム

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