July 20, 2018 / 6:40 AM / a month ago

ドル112円前半、人民元は約1年ぶり安値まで下落

[東京 20日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べわずかにドル安/円高の112円前半。人民元安やアジア株安を受けてリスク回避傾向が強まり、112円後半から112.20円まで下落したが、日経平均が引けにかけて下げ幅を縮小し、中国株が前日比プラス圏に浮上すると、ドル/円にも若干の買い戻しが入った。

 7月20日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べわずかにドル安/円高の112円前半。人民元安やアジア株安を受けてリスク回避傾向が強まり、112円後半から112.20円まで下落したが、日経平均が引けにかけて下げ幅を縮小し、中国株が前日比プラス圏に浮上すると、ドル/円にも若干の買い戻しが入った。写真は2016年11月撮影(2018年 ロイター/Dado Ruvic)

きょうアジア時間の話題は人民元の推移。スポット市場の人民元CNY=CFXSは一時1ドル=6.8128元まで下落し、約1年ぶり安値をつけた。現在は6.7705元付近まで反発している。

元安の背景は、人民銀行(中央銀行)がきょうの基準値を1ドル=6.7671元と市場予想より元安水準に設定したことで、中国当局は一段の元安に警戒感を持っていないとの見方が強まったこと。

トランプ米大統領が前日、元安に直接言及し懸念を示した直後だけに、元の下落は「米中対立を深刻化させる恐れがある」(外銀)との見方が聞かれた。

中国の主要国有銀行はオンショア、オフショア双方でドル売りを実施したもようだが、市場では、あくまでも元安のスピード調整とみなされ、元安トレンドに変化をもたらすものではないと理解されている。

人民元下落について、三井住友銀行のチーフストラテジスト、宇野大介氏は「中国としては早めの通貨安で行き過ぎた景気減速に歯止めをかける選択をしたと考えている。足元では年初来安値を更新している状況だが、2016年末の6.9―7.0元手前までというのが、ひとつのめどになるだろう」と述べた。

昨日のトランプ大統領の発言は、中国のこうした動きを警戒したものと、同氏はみているという。

トランプ大統領は19日、CNBCとのインタビューで「利上げは喜ばしくない」と発言したほか、強いドルは「米国を不利な立場に置く」とし、人民元は「石が転がるように落ちている(has been dropping like a rock)」と表現した。

来週27日には第2・四半期の米国内総生産(GDP)速報値が発表される予定。堅調な消費にけん引されて予想通りの強い数字となればドルにポジティブとなるが、ドル・ロングを積み上げている投機筋がいったん利益確定売りに転じる可能性があるとみられている。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 112.30/32 1.1663/67 131.00/04

午前9時現在 112.35/37 1.1653/57 130.94/98

NY午後5時 112.45/48 1.1641/45 130.92/96

為替マーケットチーム

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