August 1, 2018 / 6:48 AM / 17 days ago

ドル112円付近、円長期金利が1年半ぶり高水準

[東京 1日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の112円付近。前日の海外市場でドルが買われた流れを引き継ぎ、112円台まで上値を伸ばしたが、円長期金利が1年半ぶりの高水準に達し、日米金利差縮小が意識されたことから、高値もみあいとなった。

 8月1日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の112円付近。前日の海外市場でドルが買われた流れを引き継ぎ、112円台まで上値を伸ばしたが、円長期金利が1年半ぶりの高水準に達し、日米金利差縮小が意識されたことから、高値もみあいとなった。写真は昨年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

ドルは朝方の安値111.70円から112.00円まで上昇し、12日ぶりの高値をつけた。

午後に入って、円債市場で10年債長期国債利回りが0.120%に上昇し、昨年2月3日以来の高水準をつけたことをきっかけにドル/円は5銭ほど下落。

この日は米10年国債利回りも若干上昇したため、足もとでは日米金利差にほぼ変化はないものの、円長期金利の上昇が心理的に円売りを抑制した可能性があるという。

きょうは、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文の発表が予定されている。

パウエルFRB議長は7月中旬の議会証言で、米経済に強気の見方を示しているが、その後の指標の結果を受けてFRBが経済の現状と景気の見通しについてどのように表現するかが注目される。

トランプ米政権が2000億ドル相当の中国製品に25%の輸入関税を提案することを計画しているとの報道が話題となった。当初の発表では10%だった。計画は早ければ1日に発表する可能性があるという。

ただ、市場の反応は限定的だった。「トランプ氏の発言はノイズに近い。落としどころは穏便になる可能性もあり、いちいち反応できない」(外国証券)という。

市場では、日銀会合を受けた円安はそれほど大きく進まないのではないかとの声が出始めている。今回の政策調整に対する見方が依然、交錯しているためだ。

日銀は前日のフォワードガイダンス導入に関する声明の中で、来年10月の消費増税に言及。そこに着目した向きからは「少なくとも来年いっぱいまで超低金利政策を維持する方針を宣言した」(外国銀)とする声が出ている。

一方、長期金利の変動幅拡大で「指し値オペの水準は0.2%へ切り上がった。いずれそこまで金利上昇が進む」(証券)といい、日銀は「正常化に向けたとても小さな一歩を、とても静かに踏み出した」(別の外銀)との解釈もある。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 111.98/00 1.1678/82 130.79/83

午前9時現在 111.82/84 1.1686/90 130.71/75

NY午後5時 111.86/89 1.1691/92 130.77/81

為替マーケットチーム

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