August 8, 2018 / 6:46 AM / 2 months ago

ドル111円前半、日米通商協議控えて様子見

[東京 8日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の111円前半。午前の取引では実需の買いで強含んだが、午後に入って日経平均が失速すると連れ安となった。日米通商協議の初回会合を明日に控えて、様子見ムードが広がっている。

 8月8日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の111円前半。午前の取引では実需の買いで強含んだが、午後に入って日経平均が失速すると連れ安となった。写真は2月撮影(2018年 ロイター/Jose Luis Gonzalez)

前日のニューヨーク市場でドルは110.99円まで下落。対人民元でのドル安が対ユーロや対円に波及した。東京市場では、仲値にかけて実需を中心にドルが買い進まれ一時111.44円まで上昇。しかし、午後に日経平均が下げ転換し、2万2600円台前半まで弱含むと、ドル/円も連れ安となった。

市場では9日にワシントンで初会合を開く日米通商協議(FFR)が注目されている。

通商協議をめぐっては、米国が2国間自由貿易協定(FTA)交渉を求める一方、日本側は米国が脱退した環太平洋連携協定(TPP)への復帰を求め、立場のすれ違いが鮮明となっている。

協議に臨む茂木敏充経済財政相は7日、「日米貿易摩擦が高まった1980─90年代とかなり異なり、日本企業の現地生産、相互依存が進んでおり、ウィンウィンの関係構築について話したい」とした。

市場では「日本側が予想するよりタフな協議になるのではないか。米中がもめているので、日本が一段と標的になりやすい」(外銀)と警戒する声が上がっている。

FFRに対する警戒感はこのところ、ドル/円相場の上値を抑えている。

7月の中国貿易収支への反応は限定的だった。ドル建てでは、輸出が前年比12.2%増(予想は10.0%増)、輸入が同27.3%増(同16.2%増)で、ともに市場予想を上回った。

7月の中国の対米貿易黒字は280億8900万ドルで、6月の289億7000万ドルから小幅に減少した。

「米中貿易戦争に関して、中国の貿易黒字の増減はもはや焦点はではない。米国の対中制裁関税の動向や中国の出方などに関心が向かっている」(外為アナリスト)との声が出ていた。

スポット市場の人民元は1ドル=6.7950元まで上昇し、1日以来の高値をつけた。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 111.26/28 1.1616/20 129.27/31

午前9時現在 111.34/36 1.1601/05 129.18/22

NY午後5時 111.37/40 1.1597/01 129.17/21

為替マーケットチーム

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