November 6, 2019 / 6:25 AM / in 10 days

ドル109円付近、人民元は3カ月ぶり高値圏

[東京 6日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル安/円高の109円前半。ドルは前日の海外市場で1週間ぶり高値をつけたが、東京時間には109円台で実需の売りが目立ったほか、米長期金利が低下気味になったことなどから、伸び悩んだ。

 11月6日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル安/円高の109円前半。ドルは前日の海外市場で1週間ぶり高値をつけたが、東京時間には109円台で実需の売りが目立ったほか、米長期金利が低下気味になったことなどから、伸び悩んだ。写真は2017年6月撮影(2019年 ロイター/Thomas White)

ドルは109.13/15円付近でこの日の取引を開始した後、米長期金利の低迷や株価の上げ幅縮小を眺めながら109円付近まで軟化した。109円割れは免れたものの、「109円台では実需の売りが散見され、上値の重さが意識された」(金融機関)という。また、テクニカル的に「200日移動平均線を久々に上抜ける水準に達したことで、短期筋のドル売りも活発化しやすい」(外銀)という。

きょうの話題は中国人民元だった。

人民銀行(中央銀行)が定めた対ドル基準値は3カ月ぶりの元高水準となり、国内スポット市場の人民元も前日に続き、再び1ドル=7元台を3カ月ぶりに割り込み、6.9908元まで上昇した。

米国は8月5日に中国を「為替操作国」に認定したが、人民元は足元で認定直前とほぼ同水準の元高となっている。

人民元高について「米中交渉を(中国)有利に進める上での戦略のひとつ。中国の輸出業者にとっては厳しいが、輸出補助金等の政策の選択肢があるため、本格的にキツくなれば、そうした措置を発動するだろう」(中国担当エコノミスト)との意見が聞かれた。

海外資本が中国へ流入していることも元高の一因にとみられる。

中国人民銀行(中央銀行)のマクロ・プルーデンス政策の担当者、Huo Yingli氏は6日、上海での会合で、1─9月の人民元の国際間決済額が14兆元(2兆ドル)を超え、前年同期から20%増えたと明らかにした。

人民銀行の最新のデータによると、海外投資家の中国債券・株式保有は9月に過去最高に達した。[nL3N27M11N]

他方、米中両国の融和ムードで世界の株価が上昇するなか、中国共産党系メディア「環球時報」は5日、米国の言う「第一段階」の通商合意に中国が合意するためには、米国が目下数千億ドル規模の中国産品に課している関税の一部を撤廃することが必要だとする元中国貿易担当高官の意見を報じた。

同報道により「楽観ムードの行き過ぎに警戒感を持った向きも少なからずいるだろう」(外為アナリスト)との意見が出ていた。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 109.05/07 1.1074/78 120.78/82

午前9時現在 109.13/15 1.1072/76 120.85/89

NY午後5時 109.15/16 1.1074/75 120.86/90

為替マーケットチーム

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