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午後3時のドルは105円後半、人民元高/ドル安が進行

[東京 9日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の105円後半。朝方の取引では、米国の3連休を控えた投機筋による利益確定の円買い戻しが先行した。その後は、人民元高/ドル安を背景に、ドルが全般に弱含む流れとなった。市場では、米大統領選でバイデン候補が優勢との報道を受け、米中関係が改善するとの期待感から、人民元買いを支援しているという。写真は2020年10月7日の米デラウエア州でのキャンペーン会場に登場したバイデン氏。(2020年 ロイター/Kevin Lamarque)

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 105.89/91 1.1770/74 124.64/68

午前9時現在 106.01/03 1.1764/68 124.75/79

NY午後5時 106.01/05 1.1758/61 124.69/73

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の105円後半。朝方の取引では、米国の3連休を控えた投機筋による利益確定の円買い戻しが先行した。その後は、人民元高/ドル安を背景に、ドルが全般に弱含む流れとなった。

ドルは朝方一時106.05円付近まで上昇し高値を付けた。しかし、106円台での伸び幅が大きくなかったことや、米国市場の3連休を控えた投機筋による円の買い戻しが広がったことで、ドル/円、ユーロ/円ともに下落した。

円買い一巡後は、市場の流れがドル売りに切り替わり、ドルは105.81円まで下落した。流れが変化した背景には、この日の人民元高/ドル安があるという。

大型連休明けとなる上海外国為替市場の人民元相場は、オフショア人民元の上げに追随した上、基準値が元高水準となったことで一時は17カ月ぶりの高値を付けた。[nL4N2H00UF]

市場では「米大統領選でバイデン候補が優勢との報道を受けて、米中関係が改善するとの期待感も出ているもようで、人民元買いを支援している」(アナリスト)との声が聞かれた。

オンショア人民元CNY=CFXSは1ドル=6.7300元で取引を開始した後、一時は昨年4月以来の高値となる6.7080元まで値を上げた。午後3時19分時点では6.7124元付近。

中国人民銀行(中央銀行)は人民元の対ドル基準値(中間値)CNY=PBOCを1ドル=6.7796元に設定。ロイター試算の6.7905元よりも109ポイント元高水準となった。

対ドル基準値が人民元高に設定された直後に、ユーロ/ドルは上昇、ドル/円は下げ幅を拡大するなど、ドル売りが広がった。

市場では、米大統領選で上下院のすべてを民主党が制する「青い波(ブルーウエーブ)」が実現すると、株価が上昇するのではないかとのシナリオが急浮上しているという。

従来は新型コロナ対応後の増税を警戒し株価にはマイナスとする見方が優勢だったが、民主党が強く主張する大規模な財政出動が実現する公算が高まるため、少なくとも当面は株価の押し上げに寄与するとの見方だ。

「民主完勝が株高につながるとの見方が浸透すれば、円の下げ圧力が強まることになる」(トレーダー)という。

民主党のペロシ下院議長は8日、コロナ禍の打撃を受けた航空業界を支援する法案に関して「航空業界支援という枠組みを超えて、包括的な対策に取り組むとの保証を伴う必要がある」と語った。

*見出しの表記を修正しました。

為替マーケットチーム

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