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午後3時のドルは104円前半、2週間半ぶり高値の後は伸び悩み

[東京 28日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の104円前半。ドルは104.37円と2週間半ぶり高値を付けたが、直近の高値や国内勢のドル売り需要が意識され伸び悩んだ。

ドルは朝方の安値104.07円から、正午過ぎに104.37円まで上昇し2週間半ぶりの高値を付けた。一時600円超の下げとなった日経平均が、前引けで下げ幅を300円程度まで縮小したことも後押しした。

FXプライムbyGMO常務取締役の上田眞理人氏によると、ドル/円は一目均衡表の雲の上限(104.32円)、100日移動平均線(104.41円)、今月11日につけた直近の高値(104.40円)と重要なテクニカル・ポイントが集中するゾーンに入りつつある。

「足元のドル高が、FOMC(米連邦公開市場委員会)が示した悲観的な景況感というネガティブな材料をよりどころとするリスク回避下のドル高になっていること、それゆえに米長期金利の上昇が望めないことなどから、ドルが105円台を試しにいくには相当時間がかかりそうだ」という。

午後3時時点の米10年国債利回りは1.0060/43%と、NY市場午後5時05分時点の1.0127%から低下した。

米連邦準備理事会(FRB)は26─27日に開いたFOMCで、政策金利を現行のゼロ%近辺に据え置くと同時に、国債などを買い入れる量的緩和も現行水準を維持すると全会一致で決定した。また、景気の先行きについて、一段と慎重な見方を示した。

三井住友銀行、チーフストラテジストの宇野大介氏は「今回のFOMCは金融市場の過度な楽観を一蹴する内容となった。市場はちょうど、バイデン大統領下の積極的な財政出動や、コロナワクチン接種の進捗や有効性に対する期待にブレーキをかけ始めていたところであり、今回の結果を受けてスピード調整を深くする格好となった」という。

前日は、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁が、金融状況の改善とインフレ目標の達成に必要であれば、中銀預金金利をさらに引き下げる余地があると述べたことなどを手掛かりに、ユーロが大幅安となり、対ユーロでのドル高が、対円でのドルの上昇を招いた。

今日も「ユーロ/ドルと欧米株価次第のドル/円となりそうだ」(外為アナリスト)という。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 104.23/25 1.2101/05 126.17/21

午前9時現在 104.13/15 1.2100/04 126.02/06

NY午後5時 104.09/12 1.2108/12 126.07/11

為替マーケットチーム

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