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午後3時のドル105円半ば、英ポンド高が主役

[東京 24日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の105円半ば。写真は、ポンド紙幣の束。2017年11月6日にウイーンで撮影。(2021年 ロイター/Leonhard Foeger)

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 105.52/54 1.2146/50 128.18/22

午前9時現在 105.28/30 1.2149/53 127.92/96

NY午後5時 105.24/25 1.2149/50 127.86/90

午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の105円半ば。この日は英ポンドやニュージーランド(NZ)ドルが急騰した。特に英ポンドは対ドルで2年10カ月ぶり高値を更新し、対円でも2年9カ月ぶりに150円台に乗せるなど強さか目立った。

ドルは朝方一時105.18円まで下落したが、その後は実需のドル買いに支えられ105円半ばまで上昇した。きょうは月末応当日にあたり、きょう成約されたスポット取引の決済が月末にあたるため、実需の取引が活発化した。

一方、短期筋の取引では、英ポンドが主役で、ドル/円やユーロ/ドルなどは蚊帳の外に置かれた。

英ポンド/ドルは、午前10時前に1.4120ドル台だったが、10時半には1.4235ドルまで急伸し、2018年4月以来の高値を付けた。

英ポンド/円も同じタイミングで148円後半から150.08円付近まで上昇し、2018年5月以来の高値を付けた。

市場では「特に英国を巡る新しいニュースがあったわけではない。強いて言えば、午前10時に発表されたNZ中銀の政策決定会合を巡る報道を受けて、NZドルが大幅高となったことに英ポンドが連れ高となった可能性がある」(外為アナリスト)との見方が聞かれた。

また、「特段のきっかけがあったわけではないが、最近の取引レンジ上限の上抜けを狙った買いが強まった」(FX関係者)との指摘も聞かれた。

英国を巡っては、国内で新型コロナのワクチン接種が進み、経済回復の見通しが開けてきたことが最近の英ポンド高の背景とされてきたが、きょうの英ポンド急騰の背景としては「後付け的な理由で、実態を表していない」(前出のアナリスト)という。

さらに、取引の大半がAI(人工知能)となっているため、英ポンドと関連付けられた通貨の値動きによって英ポンドが上下する可能性もあり、まさに「理由なき」変動が起こりやすい。

NZドルは、中銀の決定内容を受けて、いったん0.7312ドル付近まで下押しした後、0.7383ドル付近まで急反発した。

急反発の背景として、「NZドル高をけん制する文言が前回の会合時と変わらなかったことで、市場では、中銀が腰の入った通貨高けん制をする気がないととられた」(外国銀)という。

為替マーケットチーム

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