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午後3時のドルは110円後半、クロス円の下落で上昇にブレーキ

[東京 1日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の110円後半。新年度入りしたこの日は序盤は実需の買いが先行しドル高/円安傾向だったが、その後は複数のクロス円の下げが目立ち、クロス円での円高がドル/円の上値を重くする展開となった。

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の110円後半。新年度入りしたこの日は序盤は実需の買いが先行しドル高/円安傾向だったが、その後は複数のクロス円の下げが目立ち、クロス円での円高がドル/円の上値を重くする展開となった。写真は、100ドル紙幣のイラスト写真。2011年4月2日に撮影。(2021年 ロイター/Yuriko Nakao)

ドルは実需の買いに支えられ、仲値公示の直前に高値110.83円を付けた。ただ、実需の買い一巡後はクロス円での円買いが広がり、ドル/円の上値にもブレーキをかける流れとなった。

アジアや欧州各国では明日からイースター(キリスト教の復活祭)休暇に入るため、クロス円では、様々な要因を手掛かりに利益確定売りが先行した。

ユーロ/円は午前の高値130円ちょうど付近から129.67円まで下落。フランスのマクロン大統領が31日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、パリなどに適用していたロックダウン(都市封鎖)措置を全国に拡大すると発表したことがユーロ安の背景。

ユーロ/ドルも弱く1.1733ドルから1.1714ドルまで下落し、5カ月ぶりの安値圏にとどまった。ユーロ安の背景には、欧米の景況感格差や欧州でのコロナワクチン普及の遅れなどがある。

カナダドル/円は午前の高値88.23円から87.83円まで下落。カナダのオンタリオ州が新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるため4月3日から28日間のロックダウンに入るとの報道が加ドル安の背景だという。

豪ドル/円は朝方の高値84.18円から83.40円まで大幅に下落。財新/マークイットが正午前に発表した3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.6と、2月の50.9から低下し、昨年4月以来およそ1年ぶりの低水準となったことで、中国と経済関係が深い豪ドルが売られたという。

ドル/円では「RSI(相対力指数)が4年半ぶり水準まで上昇するなど、テクニカル的に最近の上昇に過熱感が出ている。目先は調整があってもおかしくない」(外銀)との意見も聞かれた。

ドルは前日の東京市場で110.97円まで上昇したが、その一因として、日立製作所がシステム開発の米グローバルロジックを買収すると発表したことを挙げる声が出ていた。有利子負債の返済を含む買収総額は約1兆0368億円で、関連して円売りが出るのではないか、との思惑が広がったという。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 110.74/76 1.1716/20 129.75/79

午前9時現在 110.75/77 1.1725/29 129.86/90

NY午後5時 110.70/73 1.1728/32 129.87/91

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