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午後3時のドルは110円半ば、底堅い 株高や米長期金利上昇で

[東京 24日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の110円半ばで推移している。写真は2017年6月撮影(2021年 ロイター/Thomas White/Illustration)

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の110円半ばで推移している。株高や米長期金利上昇に支えられ、ドルは緩やかに買い進まれた。英ポンドなど欧州通貨がドルに対して堅調なため、上昇ピッチは限定的だった。

朝方には利益確定売りを受け一時110.20円まで下落したが、その後は110円半ばまで持ち直した。

背景は株高によるリスク選好の円売りと、米長期金利の上昇だ。

米10年国債利回りは1.4524%付近まで上昇し、7月2日以来の高水準となった。

米連邦準備理事会(FRB)テーパリング(量的緩和の縮小)や利上げに対する姿勢を巡り、債券を売る安心感が広がった。

きょうは事実上の五・十日にあたり、実需の売買が目立ったという。

きょうのドル上昇は、あくまでも緩慢なペースだった。

前日大幅高となった英ポンドの続伸が影響した。「ドルの対英ポンドでの弱さが、ドル/円の伸びしろをやや限定した」(同上)との意見が聞かれた。

英ポンド/円は一時151.64円まで上値を伸ばし、9月17日以来の高値を付けた。

英ポンド/ドルは1.37ドル前半で小じっかり。

イングランド銀行(英中央銀行)は23日開催した金融政策会合で、年末時点のインフレ率が4%を超え、目標の2%を大きく上回る見通しで、金利上昇の根拠が「強まったもよう」という見解を示した。

FRBは21─22日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、早ければ11月にもテーパリングに着手する可能性があるとの見通しを示した。また、その後に続く利上げの時期が予想よりも早まる可能性を示唆した。

FXcoin取締役の上田眞理人氏は、「個人的には、11月にテーパリングの詳細を発表し、12月にテーパー開始、来年の終盤に利上げという流れを想定する」との見方を示した。

また、「米国経済がテーパリングも利上げも許容できるほど健全ということであれば、世界の投資家もドル資産の購入に動きそうだ。結果的に、目先ドルは111円台を目指す展開を予想する」という。

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