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ドル109円付近、北朝鮮リスクや年内利上げ巡る不透明感で軟調
2017年9月7日 / 06:26 / 3ヶ月前

ドル109円付近、北朝鮮リスクや年内利上げ巡る不透明感で軟調

[東京 7日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の109円付近。米債務上限引き上げ問題への過度な懸念は後退したものの、北朝鮮リスクに加え、米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長が任期途中の来月辞任することで年内利上げを巡る不透明感も意識され、じり安の展開となった。

 9月7日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の109円付近。写真は6月撮影(2017年 ロイター/Thomas White)

ドルは朝方の高値109.26円をつけた後、午前9時半ごろ、北朝鮮が9日にミサイルを発射する可能性に韓国の首相が言及したとの一部報道があり、108.89円まで下押した。北朝鮮関連の続報がなく、仲値を挟んで109.22円まで持ち直したが、正午にかけて再び上値が重くなった。

米国では6日、トランプ大統領が連邦債務上限の3カ月間の引き上げについて共和・民主両党の指導部と合意。米国の債務不履行(デフォルト)や政府機関閉鎖のリスクがいったん後退した一方、問題が先送りされただけとの指摘もある。また、12月の米追加利上げのハードルが上がったとの見方が出ている。

市場からは「米国の税制改革やインフレの動向などを含め、霧がすべて晴れたわけではなく、積極的にドルを買う地合いではない」(国内金融機関)との声が出ていた。

さらに「ベージュブックでも低インフレが確認され、年内の利上げはなさそうだ。イエレンFRB議長が今月のFOMCで何を語るかが注目される中、フィッシャー氏の辞任でますます利上げが遠のいた印象もある」(国内アナリスト)との意見も聞かれた。

米10年国債利回りUS10YT=RRは2.092/2.091%の気配で、朝方一時2.101%まで上昇したが、その後は伸び悩んだ。

6日に公表された地区連銀経済報告(ベージュブック)では、国内経済が7月から8月半ばにかけて控えめから緩やかな(modest to moderate)ペースで拡大した一方で、インフレ加速の兆候は引き続きわずかに見られる程度にとどまったとの認識を示した。

きょうは海外時間の欧州中央銀行(ECB)理事会で資産買い入れの段階的な縮小(テーパリング)が示唆されるかどうかが注目されている。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 109.01/03 1.1921/25 129.97/01

午前9時現在 109.14/16 1.1924/28 130.17/21

NY午後5時 109.22/25 1.1915/19 130.16/20

為替マーケットチーム

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