2017年9月28日 / 06:42 / 21日前

ドル113円前半、先物主導の米金利上昇で買い安心感

 9月28日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル高/円安の113円前半。米債先物主導で米長期金利が上昇し、ドルは113円前半まで上値を伸ばした。写真は都内で2013年2月撮影(2017年 ロイター/Shohei Miyano)

[東京 28日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル高/円安の113円前半。米債先物主導で米長期金利が上昇し、ドルは113円前半まで上値を伸ばした。ただ、米国債利回りの上昇については、期末を控えたポジション調整を反映している可能性がありトレンドとして定着するかは不確かだという。

この日は、ドル高の支援材料が出そろった。131円高で始まった日経平均は前場引けにかけて58円高まで上げ幅を縮小したが、その後は再び上げ幅を拡大。一方、米10年債利回りは朝方の2.30%前半から2.3568%付近まで上昇した。特段のニュースはなかったが、米債先物価格の大幅安が寄与した。

米Tボンド先物UScv112月限は152.08/32と、前営業日比で22/32ポイント低下し8月8日以来の低水準を付けた。Tボンド先物の下落に呼応し米10年国債価格も低下し、米10年国債利回りは2.344%付近まで上昇した。前日ニューヨーク市場終値は2.311%だった。

米国債の利回り上昇について「9月末から10月にかけて、本邦勢の動きが鈍っていることや、季節的に参加者のポジション調整が出やすいこと、第4・四半期の米国債の入札規模が例年より大幅に拡大する見通しであることなどが背景とみられる」とSMBC日興証券の為替外債ストラテジスト、野地慎氏は言う。

ただ、10年米国債の利回りで2.3%台は本邦勢の買いターゲットでもあり、「ここから2.5%に向かって長期金利が上昇するとは思えない。2.5%に達するほど勢いがつけば、株などリスク資産にも悪影響が及ぶだろう」と同氏はみている。

米国の税制改革案については「目新しいものはなかった。財源の問題が不透明な中、嫌気はしていないが、この材料でこれ以上ドルを買ってはいけない」(国内証券)との声も出ていた。

28日午後、衆議院が解散され、与野党は10月22日投開票の衆院選を事実上スタートさせた。安倍晋三首相は自民党の両院議員総会で、日本をどう守り抜くかを問う選挙であると述べ、政権維持の必要性を訴えた。

一方、民進党の前原誠司代表は、希望者が、小池百合子東京都知事が率いる希望の党公認で衆院選に立候補することを認める方針を表明。衆院選は、自民・公明の連立与党の継続か、希望の党中心の政権かを選択する構図になった。

        ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 113.09/11 1.1723/27 132.62/66

午前9時現在 112.87/89 1.1748/52 132.62/66

NY午後5時 112.81/85 1.1743/46 132.48/52

為替マーケットチーム

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