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ドル112円後半、8月の米PCE価格指数待ち
2017年9月29日 / 07:04 / 25日前

ドル112円後半、8月の米PCE価格指数待ち

[東京 29日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の112円後半。月末日で本邦輸入勢のドル買いが目立った。実需の買い一巡後は米長期金利が2.31%台を保ったことなどを受け、底堅い値動きとなった。

 9月29日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の112円後半。月末日で本邦輸入勢のドル買いが目立った。実需の買い一巡後は米長期金利が2.31%台を保ったことなどを受け、底堅い値動きとなった。写真は6月撮影(2017年 ロイター/Thomas White)

朝方に112円前半を推移していたドルは、仲値にかけて輸入企業のドル買いが先行し、じりじりと水準を切り上げた。仲値通過後は、いったん上昇が一服したが、正午過ぎに再び強含み一時112.70円まで上昇した。

朝方のじり高は、日銀が発表した金融政策決定会合の「主な意見」を踏まえて「米欧との金融政策の方向性の違いがやや意識されたところに、月末・四半期末のフローが加わった」(みずほ証券のチーフFXストラテジスト、鈴木健吾氏)ためという。

前日はアジア時間にTボンド先物が急落し米10年国債利回りを2.355%まで押し上げ、ドルが連れ高となった。しかし10年債利回りはニューヨーク終盤には2.309%まで低下。きょうは2.318%付近で安定的な値動きとなり、「昨日までに、投機筋によるTボンド先物のロングの投げが一巡したもようだ」(金融アナリスト)との見方が出ていた。

市場は、今夜発表される8月の米コアPCE価格指数と米長期金利の反応に関心を注いでいる。

米連邦準備理事会(FRB)が重視するエネルギーと食品を除くコアPCE価格指数の7月分は前年同期比1.4%増に低下。ロイター調査では8月の予想中央値が1.4%となっている。同指数は2月に1.9%増とピークをつけた後は低下傾向。

インフレ率の低迷の背景には、携帯電話各社の格安プラン投入や処方せん医薬品の価格低下という「一時的な要因」があると、イエレン議長は7月の議会証言で述べていた。しかし9月のFOMCで議長は低インフレは「ミステリー」と表現し、さじを投げた格好になっていた。

市場では「PCEが弱含めば、12月利上げシナリオが後退し、ドル売りを誘発する可能性がある」(外銀)とみられている。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 112.67/69 1.1772/76 132.68/72

午前9時現在 112.47/49 1.1779/83 132.50/54

NY午後5時 112.33/36 1.1784/88 132.40/44

為替マーケットチーム

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