February 19, 2018 / 6:43 AM / 10 months ago

ドル106円半ば、米中市場の休場で方向感出にくい

[東京 19日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の106円半ば。きょうは中国、香港などが春節休暇中、米国がプレジデンツデーの休日ということもあり、東京の日中はほぼ「開店休業」状態に陥ったが、欧州序盤に入り、ドルが若干買い戻されている。

 2月19日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の106円半ば。写真は都内で2010年11月撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)

ドルは午前9時台に106.35円付近まで強含んだが、11時前には106.09円まで下押しした。午後3時以降は欧州勢の参入により106.57円付近まで買い戻されているが、上昇に力強さはみられない。

今年に入ってから、ドル/円相場は下落後にやや反発するというパターンを繰り返している。

市場では「基本的にダラダラしたドル安が続いており、戻り(ドルの反発)がだんだん弱くなっている印象だ。110円台などでコストの悪いドルロングを持っている投機筋が、まだ投げていないのだろう」(国内リサーチ)との意見が聞かれた。「こうした状況でドルの底打ち感は出づらい」(同)という。

ドル安の背景要因として、通商摩擦を悪化させかねない米国の保護主義的な言動や、米長期金利の上昇が米財政赤字の拡大懸念を背景に生じていることなどがある。

市場では、米商務省が16日に、トランプ大統領に対し、安全保障上の理由から鉄鋼とアルミニウムの輸入を大幅に制限するように提言したことが話題にのぼっていた。

「実際にセーフガードを発動したり、関税率を50%超にするのか、それとも、中国などの出方をうかがうために花火を打ち上げただけなのかよくわからないが、こうした行動はムニューシン財務長官のダボスでの発言に通じるところがあり、ドル売り材料になりやすい」(金融アナリスト)との意見が聞かれた。

米商務省は通商拡大法232条に基づき安全保障上の見直しを実施。大統領は鉄鋼に関して4月11日まで、アルミニウムに関しては4月20日までに輸入制限を実施するか決定する。[nL4N1Q800Y]

先週16日は、円相場が対ドルで105円半ばまで急伸。この動きに関して、財務省の浅川雅嗣財務官は「ファンダメンタルズが良い割には一方的に偏った動きになっている」と述べた。

市場からは「最近の動きは歓迎できないとはっきり表明したが、一度、堰が切れてしまった川の流れが元に戻るには時間がかかる。短期のプレーヤーが下攻めを止めるまでには至っていない」(邦銀)との声が出ていた。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 106.49/51 1.2407/11 132.15/19

午前9時現在 106.25/27 1.2410/14 131.88/92

NY午後5時 106.30/33 1.2404/08 131.92/96

為替マーケットチーム

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