March 2, 2018 / 6:52 AM / 6 months ago

ドル105円後半、黒田総裁発言で円買い強まる

[東京 2日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の105円後半だった。午後、日経平均が下げ幅を縮小。ドルも小幅に持ち直したが、黒田東彦総裁の発言が伝わると急速に円買いが強まった。

 3月2日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の105円後半だった。午後、日経平均が下げ幅を縮小。ドルも小幅に持ち直したが、黒田東彦総裁の発言が伝わると急速に円買いが強まった。写真は昨年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

黒田総裁は国会で行った所信の表明と質疑の中で、金融緩和を縮小する「出口政策」について、現時点で見通している「2019年度ごろ」に物価が目標とする2%に達すれば「出口を検討、議論していくことは間違いない」と述べた。

この発言を受け、106円前半で推移していたドルは105円後半まで下落している。

トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課すと明らかにしており、市場では、米国の保護主義的な政策に対する懸念も高まっている。「短期的にはリスクオフの材料。当面はドル安/円高での警戒が怠れない」(外為アナリスト)との声が出ていた。

今夜の米株式市場次第では、2月16日につけた直近安値105.54円を割り込む可能性があるという。そうなれば16年11月10日以来、1年4カ月ぶり円高水準だ。

通貨オプション市場でも、一段の円高に備える動きが活発化している。ロイターデータによると、2月の株価急落後に急拡大したリスクリバーサルの円コールオーバー幅も再び拡大へ転じ、円高進行を示唆している。

日本の産業界からも、トランプ政策の動向を気にする声が出ていた。SUBARUの吉永泰之社長は「トランプ政権の政策は次々出てくるため途中で過剰反応しないようにする。保護貿易的な動きは残念だが、常に注視している」などと述べた。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 105.78/80 1.2277/81 129.89/93

午前9時現在 106.16/18 1.2270/74 130.27/31

NY午後5時 106.23/25 1.2267/68 130.32/36

為替マーケットチーム

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