March 6, 2018 / 7:15 AM / 3 months ago

ドル106円前半、ユーロ/円の買い戻し失速で連れ安

[東京 6日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の106円前半。午前の取引では、実需のドル買いやユーロ/円での円売りの勢いに支援されドルは106円半ばに強含んだが、ユーロ/円の買い戻しが失速するとドル/円も平仄(ひょうそく)を合わせて反落した。黒田日銀総裁の発言が伝わったが、新味に欠けるなどとしてネガティブな意見が目立った。

 3月6日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の106円前半。午前の取引では、実需のドル買いやユーロ/円での円売りの勢いに支援されドルは106円半ばに強含んだが、ユーロ/円の買い戻しが失速するとドル/円も平仄(ひょうそく)を合わせて反落した。黒田日銀総裁の発言が伝わったが、新味に欠けるなどとしてネガティブな意見が目立った。写真は昨年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

黒田日銀総裁は参院の所信聴取で、現在の強力な金融緩和を粘り強く続けることで物価目標を実現できるとし、物価2%目標の実現を最優先に政策運営すると述べた。また、足元の物価は2%目標とは距離があるとし、物価目標の実現の総仕上げを果たすため、全力で取り組むとした。

午前の取引で、ドル/円は実需の買いや、ユーロ/円の買い戻し、日経平均の前営業日比500円高などに支えられ堅調だった。「年度末を控えた輸出企業は、来期の想定レートを協議している最中。足元での売り姿勢はあまり強くない」(都銀)といい、2月安値の下抜けを狙ってドルを売り仕掛けた短期筋の買い戻しが優勢となった。

しかし、ドルは午後に入り、日銀総裁の発言を挟んで反落し始めた。

総裁発言について「特に目新しいものもなく、物足りなさを感じた」(外為アナリスト)との意見が出ていた。

さらに、前日の安値129.35円から2円以上切り返していたユーロ/円の反発が失速し、一時130円を割り込んだことや、日経平均が上げ幅を縮小したことも、ドル/円下落の背景要因となった。

ユーロ/円のぐらつきはイタリア総選挙の結果も起因しているという。

伊総選挙では、どの政党も過半数を確保できない公算となったことで、市場の焦点は今後の連立協議に移っている。現時点では政党別の得票率トップとなりそうな反体制派の五つ星運動と、最大勢力となる中道右派連合の中で最も票を集めそうな同盟(旧北部同盟)が、ともに政権を担う権利を主張している。

前日のイタリア市場では国債利回りが10ベーシスポイント(bp)上昇し2.14%台をつけた。主要株価指数も欧州株が軒並み高となる中で逆行安となった。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 106.21/23 1.2347/51 131.15/19

午前9時現在 106.24/26 1.2335/39 131.07/11

NY午後5時 106.19/21 1.2323/27 130.98/02

為替マーケット・チーム

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