May 31, 2018 / 7:13 AM / 20 days ago

ドル108円後半、円売り戻しが一服

[東京 31日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の108円後半。イタリアの政局を巡る過度なリスク回避の動きは後退し、円は売り戻されたが、その動きは早くも一服となった。

 5月31日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の108円後半。イタリアの政局を巡る過度なリスク回避の動きは後退し、円は売り戻されたが、その動きは早くも一服となった。写真は2016年11月撮影(2018年 ロイター/Dado Ruvic)

市場では、イタリアの政治状況は依然予断を許さないとの見方が大勢。リスク回避姿勢の後退を支えとする追加的な円売りには慎重姿勢を示す声が出ている。ドルは午前の取引で108.54円まで反落した。

ドルは29日海外市場で109.11円、30日も109.07円まで一時上昇したが、その後すぐに反落。明確な109円乗せに2度失敗した格好だ。

上値は重いとみた短期筋が戻り売りに動いているほか、「イタリア情勢の急速な悪化で円が急伸したため、それまでもう一段の円安を期待していた輸出企業が売り水準を切り下げている」(邦銀)ことも影響しているようだ。

中国国家統計局が31日発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.9となり、4月の51.4から上昇し、市場予想も上回った。8カ月ぶりの高水準で、景気減速懸念を和らげる内容となった。同統計の発表後にユーロが上昇し、日経平均も上げ幅を拡大したが、直接的な因果関係は不明。

米MSCIはあす6月1日から、中国人民元建て株式(A株)の大型株234銘柄をグローバル指数と地域別指数に組み入れる。新興国株指数に占める中国の割合は0.39%となり、9月の追加組み入れで0.78%に上昇する。

指数採用に伴う資金流入見込み額は、市場推計で150─200億ドル程度。現時点では「額が小さいため直接的なインパクトは限定的だろう」(国内金融機関)と受け止める向きが多いが、今後A株すべてが組み入れられることになると、4000億ドル超の資金が流入するとの試算もある。人民元の国際化を目指す中国政府は「海外投資家のA株購入をサポートし続けるのではないか」(外銀)と期待する声も出ている。

人民元の対ドル相場は現在6.41元半ば。ドル高が一服となったことから、前日につけた4カ月半ぶり安値からやや切り返している。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 108.78/80 1.1679/83 127.06/10

午前9時現在 108.72/74 1.1663/67 126.80/84

NY午後5時 108.90/91 1.1661/65 127.01/05

為替マーケットチーム

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