[東京 22日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点と変わらずの113円付近。日米の連休を控えて、市場は様子見ムード一色。主要通貨は狭いレンジ内でもみあいが続いた。
きょうのドルは112円後半から113円前半で一進一退。米連邦準備理事会(FRB)が来春にも利上げサイクルを終了させる可能性があるとMNIが21日に伝えたことが「上値の重しとなった」(外銀)との声もあったが、大きな反応は見られなかった。
一方、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが21日に電子版で、対中強硬派で知られるナバロ米通商製造政策局長が、来月1日に行われる米中首脳会談に同席しないと伝えたことが、ドルの下支えになったとする指摘もあった。
ユーロも1.14ドルをはさんだ水準で売買が交錯。海外市場では、イタリア予算案に関する報道で上下に荒い値動きとなる場面もあったが、東京市場はほとんど動きがなかった。
イタリアのコンテ首相は24日、ユンケル欧州委員長と会談する予定。
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後3時現在 113.00/02 1.1396/00 128.80/84
午前9時現在 113.01/03 1.1386/90 128.71/75
NY午後5時 113.05/06 1.1383/87 128.72/76
為替マーケットチーム