February 8, 2019 / 6:54 AM / in 3 months

ドル109円後半、ユーロ/円は2週間ぶり安値

[東京 8日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル安/円高の109円後半。株安にも関わらず、ドル/円は下げ渋った。背景にはユーロ圏の景気減速懸念に基づくユーロ安/ドル高があるとみられる。

 2月8日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル安/円高の109円後半。株安にも関わらず、ドル/円は下げ渋った。背景にはユーロ圏の景気減速懸念に基づくユーロ安/ドル高があるとみられる。写真は2016年11月(2019年 ロイター/Dado Ruvic)

午前の取引では、輸入企業のドル買い一巡後に日経平均が下げ幅を拡大したことを受け、ドルはきょうの安値109.65円まで下落した。

ただ、午後に株価は下げ幅を拡大したが、ドル/円は109円台後半で下げ渋った。背景はユーロが全面安となっていることと見られている。

ユーロ/ドルは1.1335まで下落し、2週間ぶりの安値圏での取引となったほか、ユーロ/円は124.30円まで下落し2週間ぶり安値をつけた。

一方、豪ドル/円は78円付近から77円半ばまで売られ、1カ月ぶり安値をつけた。中銀が四半期金融政策報告で、今年の成長率見通しを3.0%へ引き下げたことなどが手がかり。前回11月時点では3.3%の見通しだった。

「今のところ、対ユーロや対資源国通貨でドル高が進んでいるため、ドル/円も下支えされている。だが、クロス円の下げが拡大して円高が進めば、今度はドル/円の重しになりかねない」(外為アナリスト)とされ、東京市場が3連休となる週末、週明けのクロス円の動向を気にする声がでていた。

市場ではユーロ圏の経済見通しの下方修正に加え、フランスとイタリアの「口喧嘩」が話題に上っていた。

フランス政府は7日、イタリアの政権指導者がフランスに対し「度重なる根拠なき」非難を向けているとして、駐イタリア大使を呼び戻したことを明らかにした。

外交筋によると、イタリアのディマイオ副首相がフランスの「黄色いベスト運動」指導者らと会ったことをはじめ、イタリアによる一連の侮辱行為を受けた措置という。

この日はドルが下げ渋ったが、米長期金利の低下でドルの上値も依然として重い。米10年国債利回りは2.6447%と1週間ぶりの低水準をつけた。

午前の取引では米セントルイス連銀総裁の発言が伝わったが、同利回りは発言を挟んで一段と低下した。

ブラード米セントルイス連銀総裁は7日、米連邦準備理事会(FRB)の昨年12月の利上げにより、金融政策はやや引き締め的になった可能性があるとの見方を示した。

また、今年の国内総生産(GDP)の伸び率を2.25%と予想し、昨年より「かなり鈍化」し、より急激な減速リスクがある、との認識を示した。[nT9N1UY024]

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 109.73/75 1.1337/41 124.43/47

午前9時現在 109.74/76 1.1336/40 124.43/47

NY午後5時 109.80/83 1.1340/42 124.52/56

為替マーケットチーム

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