May 9, 2019 / 6:29 AM / 16 days ago

ドル109円後半で下げ渋り、110円台の滞空時間は短い

[東京 9日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の109円後半。朝方の取引では、トランプ米大統領が「中国はディールを破った」と発言したことを受け109.83円まで下落したが、実需の買いなどに支えられ、日経平均の大幅安にも関わらず、ドルは下げ渋った。

 5月9日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の109円後半。写真は2016年11月撮影(2019年 ロイター/Dado Ruvic)

トランプ大統領は8日、フロリダ州での演説で、中国は通商協議でディールを破ったと発言。また、中国が米労働者をだますことを止めるまで我々は引き下がらない、さもなければ米国は中国とビジネスをしない、とした。

これらの発言を受けドルは午前9時半ごろに109.83円まで下落した。

その後「トランプ氏が中国との通商協議に関して、『全てうまくいく』と述べたと市場に伝わり、ドルは一時的に110円を回復した」(外為アナリスト)。しかし、中国株や日経平均の下げで110円台での滞空時間は短かった。

「昨日の東京時間はほぼ110円台で推移していたが、きょうはほぼ109円台での取引となっている。米中貿易戦争の深刻化で上値の重さが意識されている」(同)という。

ただ、きょうは散発的な実需のドル買いがみられたとされ、株安にも関わらずドルは下げ渋った。

下値支持線は3月25日につけた安値109.70円付近にあるとされ、同水準を下回ると、ドルの下落リスクが高まるとみられる。

一方、ユーロ/円は123円付近。一時122.91円と1月以来はじめて122円台に突入した。122.59/60円付近に下値支持線があるとされる。

ユーロ単体では特段の材料が見当たらないとされ、米中貿易摩擦の悪化に伴うリスク回避の円買いがユーロ/円の足をひっぱっているとみられる。

英ポンドは143円前半。前日に2月半ば以来、3カ月ぶりとなる安値を更新したが、その後も上値の重さが目立っている。円が全般に買われていることに加え、英国のEU離脱問題に再び不透明感が増してきたことが売りの手がかりだ。

前日話題となったのは、離脱問題に関する与野党協議が決裂寸前との現地報道。今月23─26日の欧州議会選に一転参加することになったことも「メイ首相の引責辞任に発展する可能性もある。次期党首が離脱強硬派か、残留派かは非常に重要」(証券)という。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 109.92/94 1.1195/99 123.08/12

午前9時現在 110.02/04 1.1196/00 123.19/23

NY午後5時 110.10/11 1.1191/92 123.19/23

為替マーケットチーム

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below