June 27, 2019 / 6:13 AM / 22 days ago

ドル108円前半、米中首脳会談への楽観論が台頭

[東京 27日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の108円前半。香港紙の報道をきっかけに米中首脳会談に対する楽観論が広がったことで、ドルは108円台に乗せ、1週間ぶり高値をつけた。日本や中国の株価上昇や米長期金利の持ち直しもドル買い安心感を誘った。

 6月27日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の108円前半。香港紙の報道をきっかけに米中首脳会談に対する楽観論が広がったことで、ドルは108円台に乗せ、1週間ぶり高値をつけた。写真は2016年1月撮影(2019年 ロイター/Jason Lee)

香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは27日、米国と中国が、両国の首脳会談を前に、貿易戦争の一時休戦で合意したと報じた。これを手がかりに、株高が進行し、ドル/円も上昇した。米長期金利US10YT=RRが一時2.06%台に持ち直したことや、クロス円での円安進行も、ドル/円の上昇に寄与した。

ただ、トランプ大統領が26日、米中首脳会談が物別れに終われば、中国製品に追加関税を発動する考えを示しているほか、米中通商協議が事実上の物別れ状態だったこともあり、香港紙の報道の信憑性を疑う声も出ていた。

市場では、今回は明確な結論には至らず「継続協議となり追加関税賦課はしばらく見送り」(外銀)との予想が多く聞かれる。その際はリスクオンムードが台頭しやすくなるが、緊迫状態は変わらないので上値は限定的になるという。

とはいえ、「足元では(投機筋の)ドル/円のポジションが軽く、新たな円ショートを構築しやすい環境にあることは確かだ」(外為アナリスト)という。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したデータを基にロイターが算出したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(6月11日までの週)によると、円の売り越し(ショート)は776枚増の4万5165枚と若干増加したが、円ショートは4万枚台まで縮小している。[nL4N23M0AZ]

ドル高/円安が続くか否かは、来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での米金融政策に対する市場の思惑も大きく関わっている。

パウエルFRB議長は25日の講演で、FRBは「短期的な政治圧力から隔絶」していると述べ、トランプ大統領の利下げ要求をけん制した。しかし、一方で、設備投資が年初に比べ弱まっていることや、楽観的なシナリオに対するリスクが増大しているようだ、と述べるなど、利下げの準備が整っていることを示唆した。

CMEグループのフェドウオッチによると、金利先物はFRBが来月に利下げに動く確率は26日時点で100%であることを示しているが、利下げ幅については50bpとなる確率が24%と、25日の30%から低下している。

ドル/円JPY=   ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 108.05/07 1.1353/57 122.69/73

午前9時現在 107.73/75 1.1371/75 122.53/57

NY午後5時 107.77/80 1.1368/71 122.52/56

為替マーケットチーム

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