July 5, 2019 / 7:12 AM / 2 months ago

ドル107円後半、米雇用統計待ちで小動き

[東京 5日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日東京市場午後5時時点に比べ若干ドル高/円安の107円後半。米国の休日明けで6月の雇用統計を控えた週末とあって、取引は低迷した。市場では、今夜発表される米雇用統計が弱い労働市場を裏書きし、米連邦準備理事会(FRB)の利下げを正当化するとの見方が広がっているが、サプライズがあれば週明けの東京市場での相場変動が拡大する余地がある。

 7月5日、午後3時のドル/円は、前日東京市場午後5時時点に比べ若干ドル高/円安の107円後半。米国の休日明けで6月の雇用統計を控えた週末とあって、取引は低迷した。写真は日本円紙幣と米ドル紙幣。2011年8月に東京で撮影(2019年 ロイター/Yuriko Nakao)

五・十日に当たるこの日は、仲値にかけて実需のフローを受けてドルがやや買われ107.88円を付けた。しかし、米長期金利が1.94%台に続落していることで、ドル買いに弾みはつかなかった。

ユーロ/円は121.61―121.71円と10銭幅の値動きに収まった。

市場は「非農業部門雇用者数(NFP)の伸びを16万人程度と見積もっているが、今週発表された労働関連データが弱かったこともあり、NFPなどが予想を下振れれば、素直にドル売りとなりそうだ」(外為アナリスト)という。

市場では、トランプ米大統領が4日の米独立記念日に行った異例の演説が話題となっていた。

トランプ氏は「米国はかつてないほど強い」と強調し、軍を称賛。会場の近くには大統領の意向で戦車が展示され、上空を戦闘機が飛行するなど、例年とは異なる雰囲気に包まれた。国民的祝賀行事の政治利用だとの批判が上がった。

海軍のアクロバット飛行部隊「ブルーエンジェルス」が演説の最後に儀礼飛行をすると観衆が沸き、トランプ氏の支持者からは「あと4年」という歓声があがった。

これまでの独立記念日はワシントン中心部で政党色が薄く愛国的なイベントが催され、数十万人の参加者が集まるのが通常で、歴代の大統領が目立つ形で登場することもなかった。

一方、日銀の雨宮正佳副総裁は5日、「ロイター・ニュースメーカー」(リフィニティブ共催)での講演後の質疑応答で、下方リスクで物価モメンタムが損なわれるなら、ちゅうちょなく追加緩和を検討すると述べた。

トランプ氏演説にも雨宮氏発言にも為替市場の反応は限定的だった。

英海兵隊が4日、欧州連合(EU)の制裁に違反してシリアに原油を輸送していた疑いのある、イランの大型石油タンカーを英領ジブラルタル沖で拿捕したことも関心を集めている。為替市場への直接的な影響はなかったが「米イランの対立激化は大きなリスク要因のひとつ」(トレーダー)という。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在    107.87/89 1.1278/82 121.67/71

午前9時現在   107.81/83 1.1283/87 121.66/70

東京4日午後5時 107.80/82 1.1283/84 121.63/67 

為替マーケットチーム

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below