July 25, 2019 / 6:23 AM / a month ago

ドル108円前半、ECB理事会控えユーロは軟調

[東京 25日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の108円前半。欧州中央銀行(ECB)理事会やドラギ総裁会見を控えてユーロは軟調な推移となった。金融緩和の思惑が広がる中、ゼロ回答とはいかないドラギ総裁がどれほどの緩和姿勢をみせるか、関心が寄せられている。

 7月25日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の108円前半。欧州中央銀行(ECB)理事会やドラギ総裁会見を控えてユーロは軟調な推移となった。写真は 2017年6月撮影(2019年 ロイター/Thomas White)

早朝の取引では、北朝鮮が東部元山付近から短距離弾道ミサイルを2発発射したとの報道を受け、ドルは108.12円まで10銭ほど、一時的に円高に振れたものの、「そのあとは何事もなかったように静かだった」(国内金融機関)という。

ただ、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、6月末に南北の非武装地帯で行った3回目の首脳会談で非核化を巡る協議再開で合意しており、弾道ミサイル発射は協議再開の見通しに影を落とすとみられる。

ECB理事会を控えたユーロ/円は120円前半で軟調だった。

前日はドイツやユーロ圏の製造業PMI(速報値)が弱かったことで、ユーロ/円は120.21円と1月3日以来の安値、ユーロ/ドルは1.1127ドルと5月末以来の安値をつけた。

市場では、ECBが今日の理事会で明確な緩和メッセージを送った場合、ユーロ/円が120円を下回るリスクも意識されている。

対ユーロでの円高はドル/円にも波及しそうだが、ユーロが対ドルでも同時に下落することが予想され、相対的なドル高の環境になる可能性もあるという。その場合、ドル/円の下げ余地は限定されるとみられる。

金融市場で緩和観測が高まっているため、ドラギ総裁は少なくとも金利ガイダンスを修正し、将来的には利下げが行われ、金利はECBの従来の見通しよりも長い期間にわたり過去最低水準に抑制されると明確にすることになりそうだ。[nL4N24Q03U]

また、金利先物市場は10ベーシスポイントの利下げを4割程度の確率で織り込んでいるため、発表後は過度な利下げ予想が修正される形で、ドイツのイールドカーブがベアフラット化し、ユーロが買われる可能性もあるという。

ECB理事会の結果発表は1145GMT(日本時間午後8時45分)、ドラギ総裁の会見は1230GMT(同午後9時半)。

「きょうはECBの決定内容にかかわらず、ユーロはバタバタするイメージだ。来週FOMCを控えていることもあり、はっきりしたトレンドは出ないだろう」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

この日は実需の売買が集中しやすい5・10日だったが、目立った実需のフローはみられなかったという。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 108.10/12 1.1134/38 120.38/42

午前9時現在 108.18/20 1.1140/44 120.53/57

NY午後5時 108.17/20 1.1139/43 120.50/54

為替マーケットチーム

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