August 2, 2019 / 6:45 AM / 2 months ago

ドル一時106円台、トランプ氏の対EU発表に関心

[東京 2日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べて、小幅にドル安/円高の107円前半。トランプ米大統領が3000億ドル相当の中国製品に対し10%の追加関税を9月1日から課すと発表し、海外市場でドルが対円で売られた流れを引き継ぎ、ドルは一時106.85円と約1カ月ぶり安値をつけた。売りが一巡した午後の取引では小幅に反発した。

 8月2日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べて、小幅にドル安/円高の107円前半。トランプ米大統領が3000億ドル相当の中国製品に対し10%の追加関税を9月1日から課すと発表し、海外市場でドルが対円で売られた流れを引き継ぎ、ドルは一時106.85円と約1カ月ぶり安値をつけた。写真は2016年11月撮影(2019年 ロイター/Dado Ruvic)

トランプ米大統領は、欧州連合(EU)との貿易に関して米東部時間2日午後1時45分に発表すると報じられ、注目が集まっている。

この日はアジア株が全面安となる中、避難先通貨としての円が全面高となり、ドル/円は一時106.85円まで下落。6月25日以来約1カ月ぶり安値を更新した。

円は他通貨に対しても軒並み上昇。対英ポンドで2年9カ月ぶり、ユーロ、豪ドル、NZドルなどに対して、ともに1月の円急騰時以来の高値を更新した。

米10年国債利回りはこの日、1.8750%まで低下し、2016年11月以来の低水準となった。

市場では「米長期金利の急激な低下は、さすがにやり過ぎの感がある。ただ、ドル/円では、これまでの支持線107.50/55円が抵抗線に変わってしまったため、よほど良い材料が出ない限り、目先、ドルの反発は難しそうだ」(FX会社)との指摘があった。

一方、主要6通貨に対するドルの強さを示すドル指数.DXYは98.37と、2017年5月以来の高値圏にとどまっている。同指数の構成通貨のうち、約57.6%を占めるユーロの下落が効いているためだ。

ユーロは前日1.1027ドルまで下落し、2年3カ月ぶりの安値をつけ、この日も1.10ドル後半で軟調だった。

トランプ氏のEUとの貿易に関するの発表について、「トランプ大統領の発言で、さらなるユーロ売りが誘発されそうだ」(アナリスト)との見方もあり、ユーロの下値警戒感が広がっている。ユーロの目先の節目は1.1000ドルちょうど。

市場では、トランプ米大統領が対中追加関税を突然表明したのは、連邦準備理事会(FRB)に次回9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを促すためとの思惑も浮上している。

トランプ大統領はFOMCが利下げを決める前の30日、ツイッターに「大幅な利下げを期待している」と投稿。0.25%の利下げの後には「これまでと同様、パウエルFRB議長は期待を裏切った」と強く批判していた。

CMEグループのフェドウオッチによると、フェデラル・ファンド(FF)金利先物が織り込む9月の利下げ確率は、前日の48.6%から81.9%へ大きく上昇した。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 107.10/12 1.1077/81 118.66/70

午前9時現在 107.43/45 1.1077/81 119.02/06

NY午後5時 107.33/36 1.1083/87 118.98/02

為替マーケットチーム

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