September 11, 2019 / 7:09 AM / in 2 months

ドル107円後半で6週間ぶり高値、クロス円も上昇

[東京 11日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の107円後半。米中対立や英国の合意なき欧州連合(EU)離脱に対する懸念の後退でリスク回避ムードが緩和し、米長期金利が反発したことで、ドルは6週間ぶりの高値をつけた。

 9月11日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の107円後半。米中対立や英国の合意なき欧州連合(EU)離脱に対する懸念の後退でリスク回避ムードが緩和し、米長期金利が反発したことで、ドルは6週間ぶりの高値をつけた。写真は2011年2月撮影(2019年 ロイター/Lee Jae Won)

ドルは朝方の安値107.50円から107.85円まで上昇し8月1日以来6週間ぶり高値をつけた。「リスクオフの後退で、ドルも円も売られるパターンとなったが、ドル/円では米長期金利の急反発がドル買いに作用した」(FX会社)という。

米10年国債利回りUS10YT=RRは9月3日に1.4290%(ビッドサイド)まで低下したあと、前日には1.7450%まで急伸し、きょうは1.72%前半を中心とする値動きだった。

米長期金利の上昇について「9月末の決算を控えて、金融機関やファンド勢の間で、益出し(債券売り)の動きが広がったのだろう。こうした動きは15日ごろまでに収束するのではないか」(金融アナリスト)という。

中期的には「米国債利回りが底打ちしたようには思えず、期末のかく乱要因が剥落すれば、利回りは再度、低下に向かうとみている」(同)という。

この日はクロス円での円売りも目立った。

英ポンド/円は133.35円まで上昇し7月29日以来の高値をつけた。

ユーロ/円は119.16円まで上昇し約1カ月ぶり高値をつけた。一方、ユーロ/ドルは1.1050ドル付近で小動きに終始した。

「明日の欧州中央銀行(ECB)理事会を巡り、投機筋は当初、ユーロ/ドルで勝負したかったようだが、ユーロ/ドルで値幅があまり出なかったので、投機筋の需要がユーロ/円、その他のクロス円に集まっている」(運用会社ファンドマネージャー)。このためクロス円の値動きが荒っぽくなっているという。

ロイター調査によると、ECBは12日の理事会で中銀預金金利を引き下げ、資産買い入れ計画の再開を発表する見通しだ。

8月29日―9月3日にエコノミスト約70人を対象に実施した調査では、大多数が10ベーシスポイント(bp)幅の利下げを予想し、20bp幅の利下げ予想も4分の1近くに達した。[nL3N25V0AK]

前日はショルツ財務相が議会で、経済危機に見舞われても「数十億ユーロ」を注入することで対処が可能だと述べたことが話題を呼んだ。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 107.79/81 1.1046/50 119.09/13

午前9時現在 107.59/61 1.1048/52 118.88/92

NY午後5時 107.53/56 1.1043/44 118.75/79

為替マーケットチーム

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