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午後3時のドルは105円前半、1週間ぶり高値後に上げ一服

[東京 23日 ロイター] -

 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の105円前半。写真は米ドル紙幣、資料写真、2014年11月撮影(2020年 ロイター/Gary Cameron)

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 105.09/11 1.1686/90 122.83/87

午前9時現在 105.04/06 1.1704/08 122.97/01

NY午後5時 104.91/94 1.1706/10 122.83/87

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の105円前半。連休明けの国内勢によるドル買いに先導され、ドルは一時105.20円まで上昇し1週間ぶり高値を付けたが、その後は上げ一服となった。

ドルは早朝の取引で安値104.90円を付けた後、4連休明けの国内勢の買いで仲値付近に105.20円まで上昇した。その後は、ユーロ/円の下落に引っ張られ105円ちょうどに迫る場面もあったが、ユーロ/円が下げ止まったことなどで105円台に踏みとどまった。

菅義偉官房長官と黒田東彦日銀総裁の初会談では為替市場について首相から特に言及はなかったが、総裁は「為替はファンダメンタルズを反映し安定して推移することが望ましい、との従来の考えを伝えた」という。市場は反応薄だった。

英ポンドは前日に133.02円付近と7月1日以来、約2カ月半ぶりの安値をつけたが、この日は133.92円付近まで反発。欧州序盤の取引では133円前半に押し戻された。

ジョンソン英首相は22日、新型コロナ感染が再び急拡大していることを踏まえレストランやパブなどの営業時間を制限する方針を示すなどし、ポンド売りの材料になった。

市場では「欧州連合(EU)離脱協定の一部を骨抜きにする国内市場法案の行方も心配だ。結局、ハードブレグジットの可能性を残したまま年末を迎えることになるのではないか」(外国銀)との意見が聞かれた。

ユーロは朝方の高値1.1711ドルから1.1671ドルまで下落した。

21─22日には海外市場でリスク回避ムードが広がり、ドルと円が買われユーロや英ポンドなどの欧州通貨が売られる展開となった。

「欧州で新型コロナの感染が再拡大していることが、ユーロの足を引っ張っている。昨日久々に1.17ドルを割り込んだことで、参加者の目線が下向きになった」(外為アナリスト)という。

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は21日、「ユーロ高で物価水準に下向き圧力がかかる」と述べ、ユーロを注意深く見守り金融政策を決定する際に考慮するとした。この発言は「再び通貨高けん制に出た」(証券)と受け止められたという。

中銀が予想通り政策金利の据え置きを発表したNZドルNZDJPY=は、欧州序盤の取引で69円前半まで下落し1カ月ぶり安値をつけた。

市場では「資産買入は1000億NZドル規模で据え置いたが、貸出プログラム向けの資金供給を前倒しする方針を打ち出すなど、景気に悲観的な姿勢がうかがえる」(外銀)との声が出ていた。

為替マーケットチーム

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