October 23, 2019 / 6:16 AM / in 24 days

東京外為市場・15時=ドル108円前半、英ポンド経由で円高圧力

    [東京 23日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 108.35/37 1.1123/27 120.54/58 
 午前9時現在 108.48/50 1.1126/30 120.72/76
 NY午後5時 108.47/50 1.1124/26 120.67/71

    午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、やや円高の108円
前半で推移している。休日明けとなるこの日は午前に実需のドル買いが散見されたが、日
経平均がさえなかったことや米長期金利が低下したことなどで上値が重くなった。英ポン
ド/円は前日から約2円安となり、他のクロス円でも円高圧力が生じた。
    
    早朝の取引でドルは108.50円ばさみだったが、株安や米長期金利の低下を眺め
つつ108.25円まで下落し1週間ぶり安値をつけた。その後実需のドル買いで108
.40円付近まで持ち直したものの、英ポンド/円での円高の影響で上値が重かった。
     
    英ポンド/円         は一時139.06円まで下落し、前日のニューヨーク市場
の午後の高値141.10円から約2円安となった。「英ポンドの急落に巻き込まれ、他
のクロス円でも円高が進んでいる」(外為アナリスト)とされ、ユーロ/円は朝方の高値
120.78円から120.39円まで下落した。
    
    英ポンド安の背景には、英議会が前日、欧州連合(EU)離脱協定関連法案を3日間
で審議する動議を否決したことで、合意なき離脱への懸念が再浮上したことがある。
    「ポンド安はドルやユーロ、円など他通貨の買い圧力を高めるはずだが、実際には交
渉難航はユーロにも売り手がかりとなりやすく、リスク心理の暗転は円相場をより強く支
える。どのような経路で玉突きが起こるかには注意すべき」(トレーダー)との声が出て
いた。
    「ここ数日間、(日本時間)夕方からの英ポンドの動向にドル/円やその他通貨が振
り回されてきたこともあり、きょうも注意したい」(前出のアナリスト)という。
    
    この日は中国株が小幅に下落し、リスク回避ムードに寄与したという。
    市場では、超党派の米上院議員団が22日、米連邦政府職員の年金基金を運用する連
邦退職貯蓄投資理事会(FRTIB)宛ての書簡で、中国企業を含むMSCIの株価指数
に連動する運用方針を転換するよう改めて要求したことが話題となっていた。
    運用方針を変えなければ、中国政府に支配されている企業に米連邦政府の年金基金が
資金を提供することになると警告した。            
    
    米中対立に早期の決着はないとの見方が市場では優勢だが、最近では物の流れを中心
とする貿易問題を超え、中国からの、または、中国へ向けての資本の流れ自体を規制する
動きもみられ、市場は一段と警戒感を強めている。

    
 (為替マーケットチーム)
 
 

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