November 21, 2019 / 6:20 AM / 17 days ago

東京外為市場・15時=ドル108円半ば、中国要人発言で1週間ぶり安値から反発

    [東京 21日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 108.57/59 1.1074/78 120.25/29
 午前9時現在 108.46/48 1.1075/79 120.15/19
 NY午後5時 108.60/63 1.1072/74 120.24/28

    午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル安/円高の1
08円半ば。米中対立激化の懸念や株価下落でドルは108.28円と1週間ぶり安値を
つけたが、その後に中国要人の米中合意に対する楽観的な発言が伝わったことや株価の下
げ幅縮小を受けてドルは持ち直した。
      
    米下院は現地時間20日夜、中国が香港に高度の自治を保障する「一国二制度」を守
っているかを米政府が検証する「香港人権・民主主義法案」を可決。トランプ大統領が署
名する見通しと伝わった。
    早朝の取引でドルは米中対立の激化懸念から108.40円まで下落。スポット人民
元          は取引開始直後に7.0450元まで下落し、11月1日以来3週間ぶり安
値をつけた。その後、日経平均が大幅安となったことや、上海株や香港株が下げ幅を拡大
したことで、ドルは108.28円まで下落し1週間ぶりの安値をつけた。
    
    しかし、正午前には、中国の劉鶴副首相が対米交渉の「第1段階」合意を慎重ながら
も楽観していると発言したとの報道が伝わると、ドルも人民元も安値圏から切り返して反
発した。
  テクニカル面では、ドルが108.70/75円を上抜けできるかが焦点となる。1
08円前半では国内企業や投資家のドル買い需要があるとされる。
    市場参加者はこれまで香港問題に関心を寄せてこなかったが、人権法案と米中交渉が
結びついたことで、香港問題が「にわかに材料視されるようになった」(外国銀)という
。 また「トランプ大統領には、香港人権法案に署名しないというカードをちらつかせつ
つ、米中合意を米国有利に導くという戦略もあるはずだ」(FX会社)とされ、署名する
かしないかも含めて、極端な楽観も悲観も禁物との見方も出ていた。
    
    中国シンクタンクのエコノミストによれば、米中通商協議の第1段階の合意は「混乱
がなければ」年内の実現の可能性は依然高いという。
    他方、ホワイトハウスに近い関係者は20日、「第1段階」の合意が来年にずれ込む
可能性があるとした。中国が関税撤廃拡大を求めているほか、米国もそれに対応して要求
を強めているためだという。            
    
    前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、短期金融市場の安
定化についてメンバーらが多くの時間を割いて話し合ったことが明らかになった。

    
 (為替マーケットチーム)
 
 

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