April 23, 2020 / 6:37 AM / 4 months ago

東京外為市場・15時=ドル107円後半、不要不急の取引手控えで方向感なし

    [東京 23日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 107.76/78 1.0827/31 116.69/73
 午前9時現在 107.81/83 1.0804/08 116.51/55
 NY午後5時 107.72/77 1.0822/24 116.60/64

    午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の107円
後半。実需、短期筋とも取引が低迷する中で、ドルは方向感に乏しい値動きとなった。朝
方には日銀の追加緩和の観測報道を受けて円が小幅に売られる場面があったが、勢いはつ
かなかった。原油価格がまだ落ち着きを取り戻していない中、為替市場では「不要不急」
の取引が手控えられているもようだ。
    
  早朝の取引では、一部報道で「日銀が追加緩和を検討」とのヘッドラインが出てたこ
とで「円が若干売られた」(外為アナリスト)が、この日は実需も短期筋の動きも低調で
「全般にまったりムードが続いた」(同)という。
  ドルはきょうも108円台をトライできなかったが、108円台は多くの企業が想定
レートとする水準で「当面はレンジとみる個人が戻り売りに動き始める」(FX会社)ポ
イントでもあり、近付くと上値の重さが意識されやすい。
    夕刻からはフランス、ドイツ、ユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)の発表や欧
州連合(EU)首脳会議が予定され、関心が寄せられている。
    
  財務省が公表した対外及び対内証券売買契約等の状況によると、外国勢(非居住者)
は4月18日までの1週間に本邦中長期債(主に日本国債)を5763億円売り越した。
3月全体でも本邦中長期債を4兆5705億円と大幅に売り越している。
    外国勢の債券売りについては、ドル資金調達のための換金売りに加えて、為替スワッ
プによる円資金の調達コストの急騰が関係しているとみられる。
    
  長年マイナスだった3カ月物のドル投/円転スワップのコストは、足元でプラス30
ベーシスポイント(bp)付近まで上昇している。これは外国勢が為替スワップで円を調
達し円資産に投資すると損失が出る構図で、ドル余剰/円不足を表す。
    こうしたドル余剰は、米連邦準備理事会(FRB)が海外中銀と結んだスワップ協定
によるドル資金供給によってもたらされたと考えられる。
    
    一方で、本邦勢(居住者)は中長期債を4135億円売り越した。売り越しは3月2
9日の週から3週連続で、累計で1兆6753億円に上る。3月は3兆5039億円買い
越していたが、その半分弱を売り戻したことになる。
    市場では「3、4月は期末絡みの外国証券の出し入れがあるため、数字がぶれやすい
。3月に売った分を4月に買い戻すという逆のパターンもよくある」(ポートフォリオ・
マネージャー)との指摘があった。

    
 (為替マーケットチーム)
  
 
 

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below