April 24, 2020 / 6:15 AM / a month ago

東京外為市場・15時=ドル107円後半、ドルも円も蚊帳の外

    [東京 24日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 107.65/67 1.0761/65 115.85/89
 午前9時現在 107.64/66 1.0772/76 115.98/02
 NY午後5時 107.58/61 1.0776/80 115.94/98

    午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル
高/円安の107円後半。来週に一連の中銀イベントや大型連休を控えた市場では、ドル
も円も蚊帳の外となり、株安や米長期金利の低下に反応薄となった。前日の取引で大幅に
売られたユーロは一旦反発したものの、欧州勢の参加に伴い再び軟調になっている。

    ドル/円は朝方から小動きで午後3時までのレンジは107.56―107.76円
と極めて狭いものに留まった。
    市場では「手掛かりは少なくないが、売買が交錯している。不要不急の取引を手控え
る向きも少なくないため、トレンドの形成に至らない」(FX関係者)との声が出ていた
。
    来週は27日に日銀決定会合、28―29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、
30日に欧州中央銀行(ECB)理事会と中銀イベントが目白押しであることから、様子
見ムードが広がり、「ドルも円も蚊帳の外だった。昨日売られたユーロは小反発したが、
弱い地合いを引きずっている」(外為アナリスト)という。
    
   ユーロ/円は23日、115.64円と2017年4月以来3年ぶりの安値まで落ち
込んだ。主因は欧州連合(EU)の経済対策を巡る協議が長引いていることや経済指標の
悪化だ。
    EU首脳は23日、1兆ユーロ規模の新型コロナウイルス対策緊急基金を設立するこ
とで合意したが、詳細に関して意見がまとまらず、議論を持ち越すことになった。[nL3N2
CB4CA]
    ユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は4月に13.5に急低下し、1
998年統計開始以来の最低水準を更新し、ユーロ圏の経済活動はほぼ停止したことが明
らかになった。             
    
    一方、金融市場では、銀行セクターの緊張度合いを表すLIBOR―OISスプレッ
ド(ロンドン銀行間取引金利とリスクフリーのオーバーナイト・インデックス・スワップ
の格差)の高止まりが話題になっていたが、足元では変化がみられる。
    同スプレッドは、FRBによる緊急大幅利下げや無制限の量的緩和(QE)後も10
0ベーシスポイント(bp)台に高止まりしていたが、21日から90bp後半へ低下し
ている。
    これは「今回のコロナ危機が金融危機につながるとの恐怖が後退した証拠だ。予断は
許さないが、いまのところ一息ついた状況にはなっている」(外国銀行)という。
    
    23日の海外市場では、日銀が27日の決定会合で、現在年80兆円としている国債
購入額のめどを撤廃し、必要な量を制限なく買えるようにするといった追加緩和の方向で
議論する、と日本経済新聞が伝えたことが手掛かりとなって、ドルは107円半ばから1
08.05円までいったん急伸したが、まもなく反落した。
    

    
 (為替マーケットチーム)
 
 

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