July 15, 2020 / 6:09 AM / a month ago

東京外為市場・15時=ドル107円前半、ユーロは4カ月ぶり高値圏で足踏み

    [東京 15日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 107.25/27 1.1398/02 122.26/30
 午前9時現在 107.23/25 1.1408/12 122.35/39
 NY午後5時 107.23/26 1.1396/00 122.21/25

    午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の107円
前半。新型コロナウイルスのワクチンへの期待と米国株高というリスクオン地合いで取引
が始まったものの、香港を巡る米中の対立の激化を受けて上海株が売られたことで、リス
クオン地合いは後退した。
  
    ドルは107.25円付近で取引を開始した後、実需の需要を受けて仲値にかけて1
07.31円付近まで強含んだが間もなく反落した。正午前には日銀決定会合の内容等が
伝わったが「5銭も動かなかった。ほぼ無反応だったといえる」(アナリスト)という。
    
    早朝には、トランプ米大統領が14日、中国が香港への統制を強める「国家安全維持
法(国安法)」を巡り、米国が香港に対し認めてきた優遇措置を廃止し、国安法に関与し
ている中国の当局者らと取引のある銀行に制裁を科す大統領令に署名したことが伝わった
。            
    これに対して、中国政府は15日、米国の個人と団体に報復措置を講じると表明した
。            
    これらの報道を受けて、上海株は弱含みとなり、堅調だったユーロは伸び悩んだ。
    ユーロは朝方1.1423ドルと3月10日以来、4カ月ぶり高値を付けたが、高値
圏では、米中対立の激化を手掛かりとする利益確定売りに押された。
    
    市場では「足元でユーロはさすがに買われ過ぎだったので、いったん利食いが入った
。ただ、リスク選好下でユーロが買われドルと円が売られる状況は今後も続きそうだ」(
アナリスト)という。
     
    この日のドルは107.19―107.31円と極めて狭いレンジの取引となった。
    市場では「実需と個人の証拠金取引(FX)が東京時間のメインプレーヤーとなって
いるが、個人のFXは6月に比べてボリュームが落ちている。一方、ファンドなどの短期
筋は流動性が低下しているドル/円に手を出したがらない」(FX会社)という。
    
    ファンドなどの短期筋に蚊帳の外に置かれたドル/円は動きが鈍くなり、値幅がでな
いことで、短期筋が一段と近寄らなくなり取引高が落ち込むという悪循環に陥っているも
ようだ。
    
    日銀の集計データによると、ドル/円スポット取引の出来高は6月30日に70億1
800万ドルと3カ月ぶりの高水準となったが、7月1日以降の出来高は20―30億ド
ル台で低迷している。
    

    
 (為替マーケットチーム)
 
 

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