July 17, 2020 / 6:37 AM / 18 days ago

東京外為市場・15時=ドル107円前半、米長期金利の低下が重し

    [東京 17日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 107.20/22 1.1378/82 122.00/04
 午前9時現在 107.27/29 1.1386/90 122.16/20
 NY午後5時 107.26/28 1.1383/85 122.10/14

    午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル安/円
高の107円前半。ドルは米長期金利の低下を眺めつつ、軟調な推移となった。米国での
感染者が急増し経済に暗い影を落とす中で、米金利の上昇は見込めず、ドルは上値の重さ
が意識された。
    
    ドルは朝方に107.36円と高値を付けた後、仲値にかけては小幅に下落した。週
末を控えた短期筋のポジション調整や実需の売りに押されたとみられる。その後は、米長
期金利が緩やかに低下するのに歩調を合わせ、一時107.16円まで下落した。
    米10年国債利回り           は0.6217%から0.6086%まで低下した
。
    
     ユーロは1.13ドル後半と4カ月ぶり高値圏を推移した。短期筋の持ち高は、す
でに買いへ傾いているとの見方が多いが「テクニカル的にも上抜けつつあり、追随買いが
入りやすい」(トレーダー)状況でもあるという。
    きょうから始まる欧州連合(EU)首脳会議では、7500億ユーロの新型コロナの
復興基金について議論するが、融資と補助金の割合で域内国の意見には隔たりが大きく、
今回の会議で合意に達することはまずない、との見方が大勢だ。
  
    オフショア人民元        は午後3時24分時点で、1ドル=6.9971元付近で
、前日終盤とほぼ変わらず。
    
    中国が前日発表した国内総生産(GDP)について市場では、中国経済は第1・四半
期に底入れし、第2・四半期は回復軌道に乗ったとの見方がある一方で、そうした判断は
時期尚早との見方もある。
    中国の第2・四半期のGDPは前年同期比3.2%増加し、記録的な落ち込みとなっ
た前期からプラスに転換した。            
    
    三井住友銀行のチーフストラテジスト、宇野大介氏は「世界中に新型コロナ感染拡大
の第2波が寄せてきている中で、中国が内需成長に既に軸足を移しているのであれば、年
後半の経済の戻りにも期待できようが、格差社会、香港問題、米中通商問題と山積してい
る上に、構造転換ができていない以上、今後、大幅なプラス成長の達成は難しいだろう」
とみている。
    「足元で人工的な株高を政府が意図しているのも、こうした限界を認識してのことと
考えられる」(同)という。
    
    中国証券報は6日の論説で、資本市場改革が進められ、国内外から資金が集まる中、
中国経済は回復しつつあり、健全な強気相場の準備が整いつつあるとの認識を示し、さら
なる株価上昇に向けた政府の支援に言及した。同報道を受けて中国株は上昇した。
    

    
 (為替マーケットチーム)
 
 

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