November 28, 2019 / 6:27 AM / 15 days ago

東京外為市場・15時=ドル109円前半、半年ぶり高値から反落

    [東京 28日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 109.41/43 1.1004/08 120.42/46
 午前9時現在 109.36/38 1.1002/06 120.34/38
 NY午後5時 109.55/56 1.0998/00 120.43/47 

    午後3時のドル/円はニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル安/円高の1
09円前半。ドルは前日、堅調な米経済指標と米長期金利の上昇で半年ぶり高値をつけた
が、きょうはトランプ米大統領が「香港人権・民主主義法案」に署名したとの報道を受け
て、米中対立への警戒感が強まり、伸び悩んだ。 
    
    トランプ米大統領は現地時間27日夜、香港の反政府デモを支援する「香港人権・民
主主義法案」に署名した。これを受け、ドルは早朝の取引で一時109.33円まで下落
した。ただ、安値圏では国内企業によるドル買い/円売りが流入したため、ドルの大幅な
下押しはなかった。
    
    市場では「トランプ氏による人権法案の署名は、ウイグル族への弾圧の詳細を示した
中国当局の内部文書がリークされたことと同じ流れだとみている。これらは米議会内で対
中強硬姿勢が一段と強まっていることの証だ」と中国担当の国内エコノミストは述べ、「
通商協議で両国が近々意味のある合意に達する可能性はないとみていいだろう」(同)と
いう。
    中国外務省の楽玉成次官は28日、米国のブランスタッド駐中国大使を呼び出し、直
ちに内政干渉をやめ、両国関係の一段の悪化を回避するよう求めた。
   市場では、中国の報復措置も警戒されており、「中国の出方によっては、再び市場で
リスクオフムードが高まり、円が買われる可能性がある」(外銀)との声が出ていた。
       
    ドル/円スワップ取引では、年末越えのドル調達コストが急騰した。年末越えのドル
資金需要が高まるため、ドル調達コストは毎年この時期に上昇しやすいが、今年は季節要
因によるものだけではなく米連邦準備理事会(FRB)の金融調節に対する不信感も背景
にあるとの指摘も出ている。            
    
    日米金利差からの乖離幅を示すベーシスは1カ月物で一時125ベーシスポイント(
bp)と前日の10bpから約12倍に拡大し、11カ月ぶりの高水準に達した
  ベーシス込みのスワップ経由ドル調達コスト(ヘッジコスト)も、1カ月物で現在2
95bpと前日の179bpから大幅に上昇した。
    今年はFRBによる3度の利下げで日米金利差が縮み、ベーシスもこれまで低位安定
傾向を示していただけに、足元の急騰は「それなりにショックがある」(金融機関)とい
う。    
    

    
 (為替マーケットチーム)
 
 

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