December 4, 2019 / 6:53 AM / 4 days ago

東京外為市場・15時=ドル108円後半、実需の買い受け下げ渋り

    [東京 4日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 108.60/62 1.1073/77 120.27/31
 午前9時現在 108.65/67 1.1079/83 120.41/45
 NY午後5時 108.62/65 1.1081/85 120.37/41

    午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の108円後半
。前日の海外市場でトランプ米大統領の発言をきっかけに米中通商協議に対する楽観的な
見方が大幅に後退してドルが売られた流れを引き継いでドルの上値は重かった。ただ、実
需の買いを受け、大幅な下押しは免れた。
    
    ドルは朝方に108.68円の高値を付けた後、仲値にかけて108.49円まで弱
含んだものの、108円半ば付近では、過去に本邦企業が成約したM&A関連のドル買い
のフローもあったとされ、下げ渋った。
    この日は日本、中国、香港と株安だったが、米10年国債利回り           は1.
7242%付近で、前日のニューヨーク時間につけた1.6934%からは持ち直し、ド
ルの下支えとなった。
    ドルの当面の下値めどは11月14日の安値108.24円だという。
    この日は、海外市場で堅調だった豪ドルも反落。第3・四半期実質国内総生産(GD
P)が前期比0.4%増と事前予想に届かなかったことで、74円割れをうかがう水準ま
で下落した。
     
    市場では、中国のみならず欧州も敵に回すトランプ米大統領について「改めてトラン
プリスクが意識されている」(アナリスト)との声が聞かれ、前日からにわかに濃厚にな
ったリスク回避ムードがきょうで収束するか否かは不透明だ。
    きょうは米国でISM非製造業業況指数やADP雇用統計の発表が予定され、これら
が堅調であれば、リスク回避から脱出も見込まれるが、予想の範囲内であれば、ドル/円
にはニュートラルだという。
    
    米下院本会議は3日、中国政府が新疆ウイグル自治区で少数民族ウイグル族などイス
ラム教徒を弾圧しているとして、トランプ政権に強硬な対応を求めるウイグル人権法案を
407対1の圧倒的賛成多数で可決した。中国政府は可決直後に強く抗議すると表明した
。
     中国外務省は2日、米国で香港人権・民主主義法(香港人権法)が成立したことへ
の対抗措置を発表したばかり。
  市場では「第1段階の米中合意が見送られるとの見方はまだ多くない。もしそうなれ
ば、もう一段の株安や円高が発生するかもしれない」(外銀)との指摘が出ていた。
    
    一方、フランスのルメール経済・財務相は3日、米国がフランス製品に対する追加関
税を検討していることについて「受け入れられない」と発言、仏をはじめ欧州連合(EU
)は報復する用意があると述べた。
  
    トランプ大統領は3日にロンドンでマクロン仏大統領と会談したが、市場では「(ト
ランプ氏は)ケンカを売りにわざわざ欧州に出向いたようだ」(前出のアナリスト)との
声も聞かれる。

    
 (為替マーケットチーム)
 
 

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