December 30, 2019 / 6:46 AM / 2 months ago

東京外為市場・15時=ドル109円前半で2週間半ぶり安値、ドル安警戒感広がる

    [東京 30日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 109.14/16 1.1201/05 122.31/35
 午前9時現在 109.42/44 1.1179/83 122.38/42
 NY午後5時 109.41/44 1.1175/78 122.39/43

    午後3時のドル/円は、27日のニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円
高の109円前半。この日は実需のフローのほか、年末年始をにらんだポジション調整が
活発化し、ドルはほぼ全面安の展開となった。その裏でユーロは1.12ドル台に乗せ4
か月半ぶりの高値、円は2週間半ぶりの高値を付けた。
    
    東京市場で今年最後の取引となるこの日、ドルは早朝109.46円の高値を付けた
あと売られ続け、109.06円と2週間半ぶりの安値をつけた。
    ドル売り材料として、日経平均の下落や米長期金利の低迷に加え「明日、中国PMI
の発表を控えていることや、年初にドル/円のフラッシュ・クラッシュが起きたことで、
来年の年明けにも同じようにドルが急落する警戒感がドルロングを手じまう動きを後押し
した」(外為アナリスト)という。
    
    1月3日のフラッシュ・クラッシュについて「当時は、個人投資家がトルコリラのポ
ジションを大きく積み上げていた。投機筋は証拠金取引の清算時間に照準を絞って、その
取り崩しを狙う売りを仕掛けてきた。(正月休みで)日本勢が不在だったこともあり、パ
ニック的な円買いに結び付いた」とFXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏
は振り返る。
    しかし、現時点では、どの通貨にも当時のような極端なポジションの偏りが見られな
いため、個人投資家を巻き込んだ投機筋の仕掛け売りはワークしないと同氏は指摘する。
    ただし、「日本勢の休暇中に投機筋がドル/円でなんらかの仕掛けをするとすれば、
あとで買い戻すつもりで(ドルの)下値を攻めるのが効率的で、可能性が高い」(同)と
いう。
    フラッシュ・クラッシュの蓋然性は低いとしても、年末年始にドル安/円高のリスク
は残りそうだ。
    
    ユーロは1.1211ドルまで上昇し4カ月半ぶり高値をつけた。投機筋が部分的に
ユーロショートをカバーしたことが背景だという。
    中東や北朝鮮を巡る地政学リスクや先行き不透明感も、ディーラーにドルロングの巻
き戻しを促したもようだ。
    米国防総省は29日、イラク北部の基地が攻撃を受けて米国人が死亡したことへの報
復として、イランの支援を受けるイスラム教シーア派武装組織「カタイブ・ヒズボラ」が
イラクとシリアに持つ拠点を米軍が空爆したことを明らかにし、「追加措置」を講じる可
能性もあるとした。            
    

    
 (為替マーケットチーム)
  
 
 

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