January 15, 2020 / 6:13 AM / 7 months ago

東京外為市場・15時=ドル109円後半、米財務長官発言などでリスク回避

    [東京 15日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 109.90/92 1.1132/36 122.37/41
 午前9時現在 109.84/86 1.1126/30 122.22/26
 NY午後5時 109.97/00 1.1127/30 122.39/43

    午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高
の109円後半。朝方に伝わった米財務長官の発言や華為技術(ファーウェイ)に対する
海外製品の販売制限に関する報道などを受けてリスク回避ムードが戻り、ドルは下落圧力
にさらされたが、実需の買いが下値を支えた。
  
    ドルは110円付近で取引を開始した後、ムニューシン米財務長官が中国製品への関
税について「第2段階の合意まで継続する。合意が速やかに得られれば、トランプ大統領
は解除を検討する」と述べたことで、午前8時40分ごろに109.82円まで下落し安
値を付けた。
    その後、米政府が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する海外製品
の販売制限を強化する規制を近く発表する可能性があるとの報道も伝わり、ドルの上値は
一段と重くなった。            
    米商務省は昨年5月に安全保障上の理由でファーウェイを「エンティティーリスト」
に追加し、同社に対する米国製品の販売と米国の技術を利用している一部の海外製品の販
売を制限したが、現行の規制では、海外の重要なサプライチェーンが米政府の管轄外であ
るため、政権内で同社への販売規制を強化すべきとの声が上がっていた。
    
    さらに、日経平均の下げ幅拡大や上海株の下落で前日いったん後退したリスク回避ム
ードが再燃。ただ、五・十日にあたるこの日は、仲値付近で輸入のドル買いが先行し、下
値を支えたことで、ドルの大幅安は避けられた。
    
    財務省によると昨年12月、本邦勢の対外中長期債投資は8455億円の売り越しと
なった。売り越しは昨年4月以来だが、その規模は18年5月(1兆1232億円の売り
越し)以来、1年半ぶりの大きさに膨らんだ。
    手控えムードが強い年末という季節性は割り引く必要があるものの、ドルの高値圏で
国内投資家が久々の売り越しへ転じていたことは「まだレンジ推移が続くと見ている投資
家が多いことを重ねて示した」(外銀)という。
    
    米国と中国がきょう調印する「第1段階」通商合意について、中国が米製品・サービ
スの購入を向こう2年間で拡大すると確約したことが、市場の一部で話題に上っていた。
    
  合意の説明を受けた関係筋によると、中国は向こう2年間に、米国で製造された製品
の購入を2017年比で約800億ドル増やす。このほか、エネルギー関連で500億ド
ル強、サービスで約350億ドル、農産品で約320億ドルそれぞれ購入を拡大する。

    
 (為替マーケットチーム)
 
 

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