January 17, 2020 / 6:20 AM / a month ago

東京外為市場・15時=ドル110円前半、8カ月ぶり高値更新後に高止まり

    [東京 17日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 110.19/21 1.1134/38 122.70/74
 午前9時現在 110.17/19 1.1135/39 122.69/73
 NY午後5時 110.14/17 1.1135/39 122.67/71

    午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の11
0円前半。ドルは投機筋の買いを受けて朝方に110.30円まで上昇し8カ月ぶりの高
値を更新した。午後に入ると買いは一巡したが、高値圏に留まった。
      
    市場では、米国の経済指標の上振れに加え、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わ
る新協定、USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)を上院が可決したことも「政治的
不透明感の払しょくという観点で、リスク警戒ムードを和らげた」(外銀)との声が出て
いた。
    この日の東京市場は、円が売られた海外市場の流れが継続し、ドルは朝方の取引で一
時110.30円まで上昇し、昨年5月23日以来の高値を付けた。
    
    ただ、「最近のドル高の特徴は海外市場と東京市場の朝方にドルが上昇することだ。
午後はドル高が一服しやすい」(外為アナリスト)との指摘が出ていた。
    実際、ドル買いの動きは正午までに収束し、その後は米国市場のロングウィークエン
ド(20日の米国市場は休場)をにらんだポジション調整の売りが取引の主体となった。
     
    円は対ユーロでも122円後半と昨年7月以来、対スイスフランは114円前半と1
8年12月以来の安値を更新した。世界株指数が最高値を更新する中、年始に上昇しかけ
た米VIXの低位安定も明確になってきたことで「リスクオンムードが強まりやすくなっ
てきた」(トレーダー)という。
    
    米連邦準備理事会(FRB)が16日に発表したデータによると、FRBのバランス
シート(B/S)は1月15日時点で、4兆1328億ドルと、2018年10月24日
以来、1年3カ月ぶりの水準まで膨らんだ。準備預金残高は1兆6734億ドルと、昨年
3月13日以来、10カ月ぶりの水準を回復した。
    B/Sの膨張は、昨年9月に発生したドル短期金利急騰への対策として、FRB傘下
のニューヨーク連銀がレポオペを拡大し、財務省短期証券を購入してきた結果だが、こう
した積極的な流動性供給が「株や社債など、リスク資産市場のバブルを助長している可能
性がある」(国内銀)との指摘も出ており、今後のB/Sの動向は為替市場でも関心を集
めている。
    
    前日の米株式市場では、S&P総合500種が初めて3300台に乗せたほか、他の
主要株価指数も最高値で取引を終えた。
    

    
 (為替マーケットチーム)
 
 

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