March 26, 2020 / 6:21 AM / 4 days ago

東京外為市場・15時=ドル110円後半、米上院が2兆ドルの経済対策法案可決

    [東京 26日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 110.61/63 1.0907/11 120.66/70
 午前9時現在 110.82/84 1.0886/90 120.67/71
 NY午後5時 111.19/22 1.0880/84 121.00/04

    午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安/円高の110
円後半。この日は対欧州通貨でドルの弱さが目立ったほか、ドル/円でも上値の重さが意
識された。米上院は2兆ドル規模の経済対策法案を可決したことが伝わり、ドルは一時反
発したが、じり安基調は変わらなかった。
    
    ドルは早朝の高値111.29円から仲値公示過ぎまでほぼ一本調子に下げた。仲値
にかけては輸出の売りや日本企業による海外収益の自国送金(レパトリ)に伴うドル売り
/円買いも散見され、110.45円まで下落。午後に入ると米上院が大型経済対策法案
を可決したことが伝わって110.86円まで反発したものの、上昇は失速した。
    ユーロは一時1.0935ドルと1週間ぶり高値をつけた。
    市場では「年初来高値の112円台が迫り、反発はそろそろ一巡するだろうとの見方
から、もう一度上値で売りを仕掛ける動きが出ている」(トレーダー)との声が出ていた
。
    
    米国労働省は今夜、3月第3週の新規失業保険申請件数を発表する見通しだが、その
数字が急増するとの見通しが広がり、ドルのセンチメントを弱めた。
    3月第2週における新規失業保険申請件数(季節調整値)は28万1000件と第1
週から7万件増加した。市場では第3週の件数が前週比で4倍の110万件に達するとの
見通しも出ている。
    
    米連邦準備理事会のパウエル議長が今夜(日本時間午後8時過ぎ)米NBCテレビ
のインタビューに応じる予定であることも話題にのぼった。
    「ゼロ金利政策や量的緩和の拡充も含め、ドルの流動性供給に関してFRBは既にや
ることを全てやってしまった感がある。何を語るのか注目したい」(外為アナリスト)と
の意見が聞かれた。
    
    外為市場では、ドル・クランチ(ドル需給の逼迫)が和らぎつつあるとの見方が広が
っているが、短期金融市場では指標金利が依然上昇し続けている。
    インターバンクのドル需給の指標となる3カ月物ドルLIBOR(ロンドン銀行間取
引金利)のフィクシング・レートは25日に1.26700%と前日から3.462ベー
シスポイント(bp)上昇した。
    上昇のペースは20日から24日まで0.900―1.678bpと小幅にとどまっ
ていたが、昨日は3カ月物のコマーシャルペーパー(CP)金利も顕著に上昇しており、
短期のドル資金が依然逼迫した状態にあることを示唆している。
    
    「このところのドル高はドルのキャッシュニーズを反映したものと言われていたが、
実際、為替市場でドルを取り上がっていたのは途上国の中銀など一部の参加者だけだった
のではないか。それ以外は投機筋によるドル買いだった可能性が高い」(ファンド・マネ
ージャー)との意見が出ていた。

    
 (為替マーケットチーム)
  
 
 

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