April 30, 2020 / 6:20 AM / a month ago

東京外為市場・15時=ドル106円前半、1カ月半ぶり安値から戻り鈍い

    [東京 30日 ロイター] - 
        ドル/円        ユーロ/ドル        ユーロ/円         
 午後3時現在 106.46/48 1.0862/66 115.65/69
 午前9時現在 106.60/62 1.0876/80 115.95/99
 NY午後5時 106.70/73 1.0873/77 115.95/99

    午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点に比べ、ドル安/円高
の106円前半。前日の海外市場で106.36円と1カ月半ぶり安値をつけたドルはこ
の日、実需の月末取引に押されて軟調に推移した。クロス円でも売りが優勢となった。
    
    ドルは仲値公示の直前に106.88円ときょうの高値を付けたが、仲値以降はじり
安の展開となった。「仲値前までは月末の実需のフローでドル買いが先行していたが、仲
値以降は一転して輸出の売りなどが目立った」(外為アナリスト)という。
    106.90―107円ちょうどが事実上の抵抗線となっている模様で、ドルは前日
のニューヨーク市場でもドルは107円を回復できなかった。
    「経済活動が正常だった頃は円高局面で海外企業の買収等に伴う円売りが目立ってい
たが、状況の急変でそうした動きは停滞しがち。意外に円高があっさり進む可能性がある
」(外銀)という。
    
    クロス円でも売りが先行し、ユーロ/円は116.02円から115.63円まで下
落、英ポンド/円も133.10円から132.73円まで下落した。
    ユーロを巡っては、弱い経済指標に加え、前日ドイツ政府が経済成長見通しを下方
修正したこともセンチメントを悪化させているという。
    ドイツ政府は29日、2020年の経済成長率見通しをマイナス6.3%とし、1月
に示した見通しのプラス1.1%から大幅に下方修正した。アルトマイヤー経済相は新型
コロナウイルスの感染拡大によりドイツ経済は第2次世界対戦以降で最悪のリセッション
(景気後退)に陥るとの見方を示した。            
    欧州中央銀行(ECB)はきょうに理事会を開く予定で関心を集めている。
    
    ドルの短期金融市場では、指標となる3カ月物LIBOR(ロンドン銀行間取引金利
)が29日、0.68663%と前日から7.35ベーシスポイント(bp)低下し、3
月3日の米緊急利下げ(第1回目)を起点とする今回の利下げフェーズで最低水準となっ
た。
    ドル短期金利の低下は、ドル資金の余剰を連想させ、為替市場ではドル売りに結び付
きやすい。
    LIBORは銀行間の無担保取引における代表的な金利だが、為替スワップのように
、事実上の担保付きの取引においても、ドル調達コストは大幅に低下している。
    この背景には、米連邦準備理事会(FRB)が他の外国中銀と結んだドル融通のため
の通貨スワップ協定がある。
    

    
 (為替マーケットチーム)
 
 

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